次郎長青春篇・つっぱり清水港 (1982)
ジャンル : ドラマ, コメディ
上映時間 : 1時間 32分
演出 : Yoichi Maeda
脚本 : Yoichi Maeda, Hideo Nanbu
シノプシス
On the day his mother dies, young gambler Jirocho swears in front of her grave that he'll never gamble again. But, that night, Jirocho heads to a gambling den, where he bets the condolence money for his mother's funeral. No surprise to learn he loses the lot. Not the hard-boiled yakuza story it seems, this is a comedy featuring many new artists who were making a name for themselves at the time.
麦の刈入れが終わる頃。とある農村では野武士たちの襲来を前に恐怖におののいていた。百姓だけで闘っても勝ち目はないが、麦を盗られれば飢え死にしてしまう。百姓たちは野盗から村を守るため侍を雇うことを決断する。やがて、百姓たちは食べるのもままならない浪人たち7人を見つけ出し、彼らとともに野武士に対抗すべく立ち上がる……。
尾張の織田信長は、格好ばかりで「大うつけ」と呼ばれていた。この男の元に嫁いできたのは、「マムシの娘」と呼ばれる男勝りの美濃の濃姫だった。権威を振りかざし尊大な態度で濃姫を迎える信長と、臆さぬ物言いで信長に対抗する濃姫。敵対する隣国同士の政略結婚という最悪の出会いを果たした二人は、性格も真逆で、お互いを出し抜いて寝首をかこうと一触即発状態、まるで水と油のような関係だった。 そんなある時、強敵・今川義元の大軍が攻めて来る。圧倒的戦力差を前に絶望しかけた信長であったが、彼を奮い立たせたのは、濃姫の言葉であった。二人はともに戦術を練り、激論の末に奇跡的勝利を収める。真っ向から対立していた二人はこの日から次第に強い絆で結ばれ、やがて誰も成し遂げたことのない天下統一へと向かっていくのであった──。
幕末の庄内地方。海坂藩の御蔵役を務める井口清兵衛は、夕方に仕事を終えると同僚の酒の誘いも断り真っ直ぐ自宅に帰り、家事と内職にいそしんでいた。認知症を抱える老母と幼い2人の娘の世話、そして労咳で死んだ妻の薬代や葬儀などで嵩んだ借金を返済するためだ。日々の暮らしに追われ、次第に身なりが薄汚れていく清兵衛。同僚の中には、そんな彼を陰で「たそがれ清兵衛」と呼んで小馬鹿にする者もいた。 春、清兵衛は親友の飯沼倫之丞と再会する。倫之丞は妹の朋江が酒乱の夫・甲田豊太郎に度々暴力を振るわれるため、離縁させたことを清兵衛にうちあける。
三村新之丞は東北の小藩に仕える三十石の下級武士。剣術の覚えもあり、藩校でも秀才と言われながら、現在の勤めは毒味役。張り合いのない役目に不満を持ちながらも、美しく気立てのいい妻・加代とつましくも笑いの絶えない平和な日々を送っていた。ところが、そんな平穏な生活が一変してしまう。貝の毒にあたった新之丞が、一命は取り留めたものの失明してしまったのだ。絶望し、自ら命を絶とうとする新之丞を、加代は懸命に思い留まらせるのだった。しかし、武士としての勤めを果たせなくなった以上、藩の沙汰次第では生きていくことも叶わない。そこで加代は、嫁入り前からの顔見知りだった上級武士の島田藤弥に相談を持ちかけるのだったが…。
江戸時代、海坂藩の近習頭取・兼見三左ェ門は、藩主・右京太夫の失政の元凶である愛妾・連子を3年前に城中で刺し殺すものの寛大な処分によって再び藩主に仕えることに。亡妻・睦江のめいであり、身の周りの世話をしてくれる里尾との日々の中で生きる力を取り戻す。
Japan, 1860. The men of the Mito clan, victims of the Ansei purge, anxiously prowl around the Sakurada Gate of Edo Castle with the intention of assassinating Naosuke Ii of Hikone, tairō of the Tokugawa shogunate and responsible for their misfortune.
武州多摩の百姓の出である土方歳三。黒船が来航し開国を要求した江戸時代末期に、彼は“武士になりたい”という思いを胸に、近藤勇、沖田総司らと京都へ向かう。彼らは徳川幕府の後ろ盾のもと、新選組を結成し、土方は討幕派勢力制圧で多大なる活躍をみせる。
時の将軍である徳川家光は次男の徳松を溺愛し、長男の竹千代を亡き者にしようとしていた。竹千代は幕府の刺客に襲われるが、腕に覚えのある浪人たちに助けられ事なきを得た。元服式のため江戸城への出仕を命じられた竹千代は、石河刑部ら浪人たちに守られながら江戸城へ向かう。道中、幕府の刺客たちが次々に現れ、浪人たちは命がけで竹千代を守り続けるのだった。
幕末。東北の小藩である海坂藩の平侍であった片桐宗蔵は、母と妹の志乃、女中のきえと貧しくも平穏な日々を送っていた。やがて母が亡くなり、志乃ときえは嫁入りしていった。ある雪の日、宗蔵ときえは3年ぶりに町で再会するが、きえのやつれた表情に宗蔵は胸を痛める。きえが嫁ぎ先で酷い扱いを受け寝込んでいることを知った彼は自宅へ連れ帰り、回復したきえと共に暮らし始める。そんな時、藩に大事件が起きた。宗蔵と同じく藩の剣術指南役・戸田寛斎の門下生だった狭間弥市郎が謀反を企んだ罪で囚われ、さらに山奥の牢を破って逃げ出したのだ。宗蔵は、逃亡した弥市郎を斬るよう家老に命じられる。
アニメ映画「BLACKFOX」の連動企画で実写版として製作された特撮アクション時代劇。アニメ版の主人公の石動律花の先祖の江戸時代の女性忍者の活躍を描く「エピソードゼロ」。
享保15年。藩の不正を訴え出たために藩を追われた瓜生新兵衛。追放後も連れ添い続け、病に倒れた妻・篠は、死の床で最期の願いを新兵衛に託す。それは、新兵衛のかつての友にしてライバルであり、藩追放に関しても大きな因縁を持つ人物・榊原采女を助けてほしいというものだった。妻の願いをかなえるため故郷へ戻った新兵衛は、やがてある確証を得て采女と対峙する。過去の不正事件の真相や妻の本当の思いを知る新兵衛だったが、その裏では大きな力が彼を襲おうとしていた。<名カメラマンの木村大作が、「劔岳」「春を背負って」に続く映画監督第3作として手がけた時代劇。原作は葉室麟の同名小説>
シリーズ第二作。明治17年、上州で生糸の流通をめぐる勢力争いが起きる。渦中の戸ヶ崎組とつながりのある緋牡丹お竜は、急ぎ上州へ向かう。しかし戸ヶ崎組は弟分だった笠松一家に滅ぼされていた。情け容赦のないやり方を目の当たりにしたお竜は、義憤のうちに笠松一家へと乗り込む。
大政奉還が行われた1867年、260年余り続いた江戸幕府が倒れて諸藩は東軍(旧幕府軍)と西軍(新政府軍)に分裂する。翌年には鳥羽・伏見の戦いをきっかけに戊辰戦争へとなだれ込むが、越後の小藩である長岡藩の家老・河井継之助は冷静に事態を見守っていた。彼は東軍と西軍いずれにも属さない武装中立を目指し、和平を願い談判に挑むが...。
In between the original 1963 13 ASSASSINS film and the 2010 remake by Miike Takashi, Fuji TV produced a version for TV. Starring Nakadai Tatsuya and Natsuyagi Isao, with strong support from Tanba Tetsuro and Tanaka Ken, this is the ultimate tale of samurai justice carried out in a historical masterpiece. The shogun’s half-brother, Matsudaira Naritsugu has been slated to join the Roju Council of Elders as a senior adviser even though he is criminally insane. His outrageous acts cause one of his top retainers to commit ritual suicide in protest over his lord’s crimes. Alerted to these crimes, Roju Councilor Doi asks Inspector General Shmada Shinzaemon to assassinate Naritsugu before he can be seated on the council. Gathering a band of 13 (including himself), Shimada sets out on a death-defying journey to cut down the lord before he can reach Edo. Can a band of 13 samurai defeat the vile Naritsugu’s 200 man entourage and enact justice against his cruelty?
An epidemic is spreading through the towns of Edo – it spreads via people, and if you get the fever, your face will turn red like a demon, and then you will die. There is no cure in sight, and people’s anxiety is increasing.
1853年のペリーの黒船来航以来、長らく続いてきた日本の鎖国制度の存続をめぐって江戸幕府の中で議論が沸騰。尊王攘夷を唱えた水戸藩主・徳川斉昭は、開国近代化を推し進める大老・井伊直弼の一派によって失脚の憂き目に遭い、以後も井伊は、安政の大獄を断行。これに憤った関鉄之介ら、水戸藩士たちは脱藩浪士となり、井伊暗殺の機会をうかがっていた。そして迎えた1860年、ついに彼らはその計画を実行に移す。
The tragic story of Gonza, a handsome ladies man, set in the Tokagawa Period, a time in which appearences are very important. Gonza competes with Bannojo for the honor to perform the tea ceremony to celebrate the birth of an heir to the lord of their clan. To see the sacred tea scrolls Gonza promises to marry the daughter of the family which possesses them, even though he is unofficially engaged to another. When studying the scrolls with Osai, the mother of the house, Bannajo sneaks into the house and steals their obis and runs through the town proclaiming the two as adulterers.
A brave, highly principled warrior resigns his post as a body guard to the head of a powerful clan after he learns that his employers have been smuggling arms to the enemy. The remaining samurai try in vain to coerce him back, but their efforts are thwarted by crooked warriors who launch an attack...
極悪非道な大名のため主君をうたれ、敵討ちのため十一人の暗殺隊が編成された。第一、第二の決死の暗殺計画に失敗しながらも、なおも敵の大名の行列を追い続け、日光街道の山深い宿場を最後の決戦場として、命を懸けた驚くべき皆殺し作戦を決行する侍十一人。なにが彼らを狂わせたのか――!?かつてない画期的手法で描かれる集団大アクションを中心に、武士の悲劇的な側面を浮き彫りにして、時代劇の面白さ、素晴らしさを追求した野心作。
The final part takes Shingo into a confrontation with his friend Yagyu Katsunoshin’s uncle in a duel that could change the destiny of Japan.