あ・うん (1989)
ジャンル : ドラマ
上映時間 : 1時間 54分
演出 : Yasuo Furuhata
脚本 : Tsutomu Nakamura
シノプシス
昭和初期の東京・山の手を舞台に、中年実業家の男の友情とその妻への秘めた思いを描く人情ドラマ。昭和12年春。中小企業の社長・門倉修造は、会社勤めのまじめなサラリーマン水田仙吉とは気が合い20年来の付き合いだった。その水田が地方転勤から3年半ぶりに東京に戻ってきたため、再び門倉と水田一家の家族ぐるみの付き合いが始まった。
アイドルグループのチャムに所属する霧越未麻は突如グループ脱退を宣言し、女優への転身を計る。ドラマ出演でレイプシーンを演じ、さらにはヘアヌードのオファーが来るなど、アイドル時代からは考えられなかったような仕事をこなしてゆく未麻。しかし、未麻は現状への不満を募らせ、アイドル時代の自分の幻影さえ見るようになる。そんな疑問を抱く中、未麻はストーカーに監視されていることに気づく。また、未麻の周辺で関係者が次々と殺される事件が発生する。
・事件・から一週間、井戸の中から発見された貞子の死体が解剖された。ところが、30年前に殺された筈の彼女の遺体は、解剖の結果、少なくとも死後1年ないし2年しか経っていないことが判明する。すると、貞子は30年近く井戸の中で生きていたことになる! 遺体の身元確認にやってきた貞子の母・志津子の従弟・山村敬は、思わず貞子の怨念のすさまじさに戦慄を覚えるのだった。
暴力、セックス、ドラッグ、殺しが蔓延る多国籍街・歌舞伎町。その一角にあるヤクザマンションと呼ばれるビルに事務所を構える安生組の組長が、組の資金3億円と共に姿を消した。若頭・垣原は組長捜しに乗り出すが、その時既に組長はヤクザ壊滅を企む謎の手配師・ジジイによってマインドコントロールされた、靴の踵に仕込んだ鉈を武器とする泣き虫の殺し屋・イチに殺されていた。そのことを突き止めた垣原は、組長の仇を討つべく手下の高山や会長・中沢、イチに過去の自分を投影する鉄砲玉の金子、双子のサド刑事・二郎と三郎、敵対する組の船鬼や鈴木ら周囲を巻き込んでイチ捜しを開始。だが、実は究極のマゾである彼の目的は、やがてイチの無情な殺戮方法に対する興味へと移行していく。そして、遂にイチを捜し出した垣原は、イチに痛めつけられる期待に胸を膨らませるのであったが、肝腎のイチは不甲斐なく彼の期待に応えてはくれなかった。そこで、絶望した垣原は自らの耳に針を刺し自分を痛めつけると、イチに倒される妄想を見ながら投身自殺するのであった。
小学生の美津子は実の父親・剛三に犯され続けていた。しかし、それが忌むべき近親相姦と自覚することはなく、ただ心だけが壊れていく。妻・小百合は、そんな夫と娘の関係に激しい嫉妬覚え、娘への虐待を繰り返す――。一方、倒錯したエロスの世界を描く車イスの人気女流作家・三ッ沢妙子。新たに担当となった編集者・田宮雄二はそんな妙子に気に入られるのだが…。
ビデオ制作会社を経営している青山は7年前に妻を亡くし、ひとり息子に再婚でもしたらどうかと勧められていた。ある日、青山の友人の吉川が映画制作のオーディションと称して、応募してきた中から再婚相手を探すことを提案する。応募書を見ていると青山はひとりの女性、山﨑麻美に興味を持つ。オーディションで麻美と直に会い、加速度的に魅了される青山。しかし吉川は麻美の周辺の人物と連絡がつかないことから、違和感を感じていた。麻美との出会いによって青山は究極の恐怖体験を知る事になる。
A newly married couple discovers disturbing, ghostly images in photographs they develop after a tragic accident. Fearing the manifestations may be connected, they investigate and learn that some mysteries are better left unsolved.
仕えるべき主をもたぬ「はぐれ忍び」牙神獣兵衛は、望月藩お抱えの甲賀組忍びでくノ一の陽炎を偶然助ける。彼女は、下田村に広まった疫病の原因を解明するために仲間たちと一緒に潜入したところを、謎の忍び軍団・鬼門八人衆に襲われたのだ。仲間はすべて殺され、生き残ったのは彼女のみ。陽炎を助けたために、鬼門八人衆に狙われることになった獣兵衛は、その最中、公儀隠密・濁庵の罠にはめられ、敵の陰謀を探る羽目になる。その中で獣兵衛は、みずからがはぐれ忍びとなった過去の因縁と向き合っていく。
1943年、南太平洋ソロモン諸島ガダルカナル。上官の戦死で小隊を指揮することになったエンダーズ伍長だったが、日本軍の猛攻の前に若い兵士たちを次々と失い、自らは負傷しながらも唯一の生き残りとして心と体に深い傷を負い帰還する。責任を感じるエンダーズは一刻も早い復隊を希望する。ようやく復隊が認められたエンダーズに課せられた新たな任務は、“ウインドトーカーズ”と呼ばれたナバホ族の通信兵とペアを組んで護衛し、彼の戦場での安全を確保することだった。しかし、真に必要とされたのは暗号の秘密の死守で、そのためにはいかなる犠牲を厭うなとの極秘指令も含まれていた……。
新宿のプラットホーム。楽しげにおしゃべりをする女子高校生の集団。電車がホームに入ってきた瞬間、彼女たち54人の女子高校生たちは手をつないだまま飛び降りた。同じ頃、各地で集団自殺が次々と起こり始める。“事件”なのか“事故”なのか、迷う警察。そんな中、警視庁の刑事・黒田のもとに次回の集団自殺を予告する電話が入る。本格捜査に切り替え、集団自殺をくい止めようとする黒田たちの奮闘も虚しく再び都内のあちこちで壮絶な連鎖自殺が続発する。そして、落胆し帰宅した黒田を待っていたのは凄惨な家族全員の自殺現場だった…。
米ソの宇宙ロケットが、次々と行方不明になるという事件が発生した。事件の背後にスペクターの影を見いだした英国情報部は、真相究明のため、ジェームズ・ボンドを日本に派遣する。日本の情報部局長、タナカの助けを得て、ボンドはスペクターの秘密基地に潜入するが……。ボンドの宿敵、ブロフェルドをD・プレザンスが演じたシリーズ第5作。
ニューヨーク市警殺人課の刑事ニック・コンクリン(ダグラス)は妻と離婚し、その子供の養育費を稼ぐのに日々苦労していた。そして、彼はある事件の麻薬密売品の押収品(金)を横領した嫌疑をかけられ、内務捜査官たちから査問を受けていた。そんなある昼下がり、ニックと、同僚のチャーリー・ビンセント(ガルシア)は、レストランに居た日本のヤクザの幹部と子分を、もう一人のヤクザが刺殺する現場に出くわす。追跡の末に男を逮捕するものの、日本国内での犯罪で指名手配されていたため、その男-佐藤(松田)を日本に護送することになった。
主人公は、貧しさゆえに置屋に売られたひとりの少女。辛く厳しい日々の中で、全ての希望を見失ったとき、立派な身なりをした“会長"と呼ばれる、ひとりの紳士との運命の出会いが訪れる。「もう一度、あの人に会いたい…」儚い願いを胸に、少女は美しく変貌を遂げ、ミステリアスな輝きを放つ瞳と天性の聡明さによって、やがて花街一の芸者“さゆり"となる。そして、ついに芸者として会長と再会することになるが、その先には過酷な運命と激動の時代が待ちうけていた…。
ハリウッドのスター、ボブ・ハリス(ビル・マーレイ)はウイスキーのCM撮影のために来日し、滞在先のホテルへと向かっていた。ホテルで出迎える日本人スタッフに軽く挨拶をし部屋に入るとアメリカの妻からファックスが入る……。
麦の刈入れが終わる頃。とある農村では野武士たちの襲来を前に恐怖におののいていた。百姓だけで闘っても勝ち目はないが、麦を盗られれば飢え死にしてしまう。百姓たちは野盗から村を守るため侍を雇うことを決断する。やがて、百姓たちは食べるのもままならない浪人たち7人を見つけ出し、彼らとともに野武士に対抗すべく立ち上がる……。
The four turtles travel back in time to the days of the legendary and deadly samurai in ancient Japan, where they train to perfect the art of becoming one. The turtles also assist a small village in an uprising.
南北戦争時代のアメリカ。北軍の士官として参軍したネイサン・オールグレン大尉は南軍やインディアンと戦いの中、無関係のインディアン部族を攻撃し、子供たちを撃ち、良心の呵責に悩まされ酒浸りになる。日本の実業家の大村はバグリー大佐を介し軍隊の教授職として雇いに来ていた。当時の日本は明治維新で近代国家建設のために急速な近代的軍備増強が必要だった。多額の報酬に魅せられたオールグレンは、僚友ガントとともに日本に渡り、軍隊訓練を指揮する。
パプリカ/千葉敦子は、時田浩作の発明した夢を共有する装置DCミニを使用するサイコセラピスト。ある日、そのDCミニが研究所から盗まれてしまい、それを悪用して他人の夢に強制介入し、悪夢を見せ精神を崩壊させる事件が発生するようになる。敦子達は犯人の正体・目的、そして終わり無き悪夢から抜け出す方法を探る。
ダニエル少年とミヤギ老人が空手を通して友情を育む姿を描く「ベスト・キッド」シリーズの第2弾。今回は舞台をミヤギの故郷、沖縄に移してミヤギに復讐を目論むグループとの対立を描く。ミヤギのもとに父親の危篤を知らせる手紙が届いた。彼は弟子のダニエル(マッチオ)を連れて、故郷の沖縄に戻る。だがそこには、かつて同じ女性を愛したがために宿敵となった男が、復讐のために待ちかまえていた……。
月はキラ対策本部に参入することに成功し、月とLの壮絶な頭脳戦が始まった。 一方、別の死神レムのデスノートを手に入れた少女・弥海砂(あまね ミサ)が現れる。海砂は、自らの寿命の半分と引き換えに、顔を見るだけで相手の名前と寿命が見える死神の目を得て、自身を「第2のキラ」と称してキラを否定する者を消し去っていく。