A road movie about Yoko, a frustrated part-time worker who hitchhikes to her hometown of Hirosaki, Aomori, where she has not returned for 24 years, after hearing the news of her father's death.
川岸奈緒(桜井ユキ)は夫に裏切られ東京から故郷・伊根町に出戻ってきたシングルマザー。奈緒は昔看護師になる夢を抱き資格を取ったが、母の死を機に「死」に恐れを抱きその夢を諦めていた。奈緒は近所の老人の通夜の席で三上高志(加藤シゲアキ)に出会う。三上はおよそ医者らしくない医者でしかもよそ者だったが、トクじい(柄本明)ら地元の年寄りから慕われていた。ある日奈緒は近くに住む元看護師の老婦人・早川順子(風吹ジュン)が三上と関わりがあることに気づく。二人の間には過去の不幸な事件がもとで深い溝があった。早川の死期が迫る中、奈緒はある提案をする。それは奈緒にとっても新たな人生への第一歩だった。
Utako (voice)
物語の舞台は、第2次世界大戦下の日本。主人公は入院中の母を火事で亡くし、父親の再婚に伴って東京から田舎へ移り住んだ少年・牧眞人(まきまひと)だ。父親の再婚相手は、死んだ母とそっくりな母の妹だった。一風変わった7人の老婆が仕える屋敷に住み始めた眞人。その屋敷の近くには、かつて物語が好きな大おじが建て、忽然と姿を消したという廃墟同然の塔があった。眞人は人の言葉をしゃべるアオサギに導かれ、不思議な世界へと冒険に出る。
Tae
元風俗嬢の主人公・ちひろが、とある海辺の町の小さなお弁当屋さんで働きながら、心に傷や悩みを抱えて上手く生きることができない人々と交流し、彼女の言葉や行動がそれぞれの人々の生き方に影響を与えていく物語。
Pinako Rockbell
エドワード・エルリック(山田涼介)らはグラトニーに飲み込まれるも、人体錬成の考え方を応用し、脱出することに成功する。ところが、そこには「お父様」と呼ばれる、ヴァン・ホーエンハイムと同じ見た目の男(内野聖陽)がいた。エドたちはお父様が国土全体を使った錬成陣計画を企てていることを知る。
Pinako Rockbell
国家錬金術師ばかりを狙った連続殺人事件が起きる中央 (セントラル) を訪れたエドとアル。犯人は正体不明ながら、額に十字傷を持つことから "傷の男 (スカー)" と呼ばれていた。兄弟も命を狙われ応戦するものの、圧倒的な強さの前に機械鎧 (オートメイル) を破壊され、絶体絶命となる。果たして二人はこの危機を乗り越え、元の身体を取り戻すことができるのだろうか。隠されたこの国の秘密と“約束の日”、そしてエドとアルの父親の過去。幾重にも重なる謎と真実が解き明かされ、物語は圧巻のフィナーレへ。最後に兄弟が出した答えとは…?
「氷川電機」の研究員・望月一郎(榎木薗郁也)の遺体が見つかる。警視庁捜査一課・強行犯係の樋口顕(内藤剛志)が捜査に乗り出すと、同社の新技術が海外に流出していたことが発覚する。公安外事一課の戸川隆明(宅麻伸)からは産業スパイを炙り出すため、捜査情報を報告するよう言われる。一方、殺された望月は同社常務の神谷伴宜(橋爪淳)の娘・あかり(樋口日奈)の婚約者・高野元(永田崇人)について調べていたことがわかり…!
Midori
Naomi, a student dropout, only believes in things he can touch. However, when he really wants to touch someone, he recoils. As is the case when he befriends Maki, a happy-go-lucky young man who lives with Midori, a blind woman who dreamily expounds about places she has never been. When Midori becomes seriously ill, Maki and Naomi send her tapes from an imaginary trip around the world. Their relationship becomes more intimate whilst recording, but they only dare engage in rough, painful horseplay. Hesitations, feints, social pressure and awkwardness colours this sensitively told tale of two young men as they become intimate with one another – a rare story of a gay relationship in Japanese indie film.
漫画家・佐和子の新作漫画のテーマは・・「不倫」
そこには、自分たちとよく似た夫婦の姿が描かれ、佐和子の担当編集者・千佳と不倫をしていた俊夫は、「もしかしたらバレたかもしれない!」と精神的に追い詰められていく。さらに物語は、佐和子と自動車教習所の若い先生との淡い恋へ急展開。この漫画は、完全な創作?ただの妄想?それとも俊夫の不貞に対する、佐和子流の復讐なのか!?恐怖と嫉妬に震える俊夫は、やがて現実と漫画の境界が曖昧になっていく・・・
本作の舞台は、そう遠くない未来。放浪生活を送っていた主人公リナは師となるエマと出会い、化粧品会社エターニティ社で“ボディワークス”という仕事に就く。それは最愛の存在を亡くした人々のために、遺体を生きていた姿のまま保存できるように施術(プラスティネーション)するもの。一方、エマの弟である天才科学者・天音はその技術を発展させ、姉と対立しながら「不老不死」の研究を進めていた。そして30歳になったリナは不老不死の処置を受け、永遠の命を得る。だが、やがて不老不死が当たり前となった世界は人類を二分化し、混乱と変化を生み出していくのだった。
Mieko Ooura
29歳の明香里(吉高由里子)は、思いがけない事故で視力と家族を失うが、明るく過ごしていた。ある日彼女が、管理人と間違えて塁(横浜流星)という青年に話し掛けたのをきっかけに、二人は会話を重ねるようになる。キックボクサーだった塁は、ある事件が原因で心を閉ざしており、笑顔を向けてくれる明香里は大事な存在だった。やがて自分の過去が彼女の失明と関係していたことを知った彼は、高額な手術代を稼ごうと賭博試合のリングに立つことを決意する。
Junko Asada
Masashi is a photographer. He has his parents and an older brother Yukihiro. Through the 2011 Tohoku earthquake and tsunami, Masashi begins to take staged photos of his family.
Nobuko Komine
世界的な天才クラシックギタリストの蒔野は日本公演の直後、フランスの通信社でジャーナリストとして働く洋子と出会う。洋子にはリチャードという婚約者がいたが、彼女の魅力に惹かれた蒔野は高まる想いを抑え切れず、自分の心を伝えてしまう。彼の行動に心が揺れる洋子はリチャードに別れを切り出し、蒔野に会おうと日本にやって来る。だがその日、蒔野がタクシーにスマートフォンを置き忘れたせいで2人はすれ違ってしまい……。
Otani's wife
北海道せたな町の海が見える牧場で、牧場とチーズ工房を営む亘理(大泉洋)とその妻のこと絵(本上まなみ)、羊飼いの神戸(岡田将生)らは、ある日、自分たちが生産した食材が札幌の有名なシェフの手でよりおいしくなったことに感動する。そして、この感動を人々に伝えようと1日限定でレストランを開くことを決める。
Seven-year-old Rio visits her grandparents in Japan for the first time. She observes the beauty and unfamiliarity of the household, sensing a distance between her American family and the Japanese relatives. When her mother, Seiko, reveals an open secret during tea, the children are excused from the room and something happens behind closed doors.
Kayo
史枝は、育ち盛りの息子ふたりと夫・幸之助、その両親3世代で暮らす主婦。ある日、家事の合間にうとうとしていた昼下がり、泥棒に入られ、冷蔵庫に隠しておいたへそくりを盗まれた! 夫から「俺の稼いだ金でへそくりをしていたのか!」と嫌味を言われ、余りに気遣いの無い言葉にそれまでたまっていた不満が爆発した史枝は、家を飛び出してしまう。一家の主婦が不在となった平田家は大混乱! 身体の具合の悪い富子に代わり周造が掃除、洗濯、食事の準備と慣れない家事に挑戦するがそんなこと続くわけがない。家族揃って史枝の存在のありがたみをつくづく実感するのだが、史枝が戻ってくる気配は一向にない。家族会議、緊急召集! 平田家崩壊の危機か!?
Mitsuko Ono
研吾は日本刀を突き付けて剣を教えるような警察官の父親に厳しく育てられた。その結果、彼は剣道界で一目置かれる存在になるが、ある事件から道を見失い、自堕落な生活を送るようになった。そんな中、研吾のもうひとりの師匠である光邑の前に、ラップのリリック作りに夢中な平凡な高校生の融が現われる。台風の洪水で死にかけた経験に苦しむ彼に剣の才能を見た光邑は、研吾を立ち直らせるため融を研吾のもとに向かわせる。
Kayo
家族全員を巻き込んだ平田周造と妻・富子との離婚騒動から数年。マイカーでのドライブを趣味にしていた周造だが、車に傷が目立つようになったことから長男・幸之助は運転免許証を返上させようと動く。だが、それを知った周造は意固地になって運転を続ける。ある日、行きつけの居酒屋のおかみ・かよを乗せてドライブをしていた周造は、故郷広島の同級生・丸田吟平と偶然再会する。周造は四十数年ぶりに一緒に酒を飲み、丸田を自宅に泊めることになる。
Satoe Kashiwazaki
In the spring, when Yui Kashiwazaki (Erika Sawajiri) and her 3 years old son were coming back home from kindergarten, she let go of her son's hand for a moment and then he was gone. 9 years later, her son appears in front of her again.
Content with his perfect life, Yoshinori Arai’s eyesight starts to fail and he despairs. How will he battle his illness and return to his dreams?
Kayo
モーレツサラリーマンだった時期を終え、今は隠居生活を送る平田家の主人・周造。ある日、仲間とのゴルフを終え、美人のおかみがいる居酒屋で酒を飲んだ後に帰宅した彼だが、妻・富子の誕生日をすっかり忘れていた。彼女に何かプレゼントでもしてやろうかと欲しいものを聞いてみると、富子が机の中から取り出してきたものは離婚届だった。2人の離婚の話を聞いた家族は、なんとか離婚を回避させようと休日を使って家族会議を開く。
Sachiko Ninomiya
鎌倉の古い家に暮らす幸、佳乃、千佳の香田三姉妹。父は不倫の末に15年前に家を出て行き、その後、母も再婚してしまい、今この家に住むのは3人だけ。ある日、その父の訃報が3人のもとに届く。父の不倫相手も既に他界しており、今は3人目の結婚相手と山形で暮らしていた。葬儀に参加した三姉妹は、そこで腹違いの妹すずと出会う。
Tsukasa Yamamoto's mom
北海道網走。気心の知れた仲間たちと和気あいあいと楽しい時間を過ごす雅己(錦戸亮)と幼い息子・和実。そんな二人を優しく見守るのは……。6年前。地元のバスケットボールチームの練習のため、市民体育館のコートに駆け込んだタクシー運転手の雅己は、コート予約のダブルブッキングを巡って、チームメイトたちに食ってかかる車イスの女性・つかさ(北川景子)と出会う。一歩も引かない気の強さ、そして障害をものともしない凛とした美しさに急速に惹かれていく雅己だったが、つかさの抱えるものは雅己の想像以上であった。高校時代に壮絶な交通事故に遭い、生きているのが奇跡とまで言われた彼女は過酷なリハビリを経てここまで回復したが、現在も左半身はマヒ、さらには“高次脳機能障害”により、昨日起こったことさえも記憶していられない状態が続いていた。だが、つかさはそれほどに重い障害がありながらも、明るく前向きで笑顔が似合う素敵な女性だった。雅己は付き合っていた恋人と別れ、真剣につかさと向き合うことを決意。つかさは、雅己の突然の告白に驚きながらも、嬉しさを隠せなかった。いつしかお互いがかけがえのない存在になり、雅己はつかさとの結婚を考え始めるようになるが、周囲は二人の結婚に猛反対。つかさが障害者と知るやいなや「孫の顔も見られないのか」と雅己の父・武雄(國村隼)は激怒する。つかさの母・清美(風吹ジュン)は、壮絶を極めたリハビリの映像を雅己に突き付けてまで結婚を諦めさせようとするが、雅己はつかさの手を強く握り続け、映像から目を逸らすことはなかった。やがて二人の間に新しい命が宿ったことが分かり、つかさは何としてでも産むと譲らない。一方、雅己もそんな彼女を全力でサポートすると宣言するのだった。二人の強い想いを知り、ついにそれぞれの親も結婚を承諾。数か月後。愛しい我が子をお腹に感じながら、ウェディングドレス姿のつかさを、雅己は優しい笑顔で包み込む。しかし運命は、幸せの絶頂の二人に非情すぎる試練を用意していた……。
『松本清張 黒い福音〜国際線スチュワーデス殺人事件〜』のタイトルで、2014年1月19日21:00- 23:24 (JST)にテレビ朝日系列『日曜エンターテインメント』枠で、「テレビ朝日開局55周年記念 松本清張二夜連続ドラマスペシャル 昭和の二大未解決事件」の第二夜として放送された。
Sayako
司法試験浪人の健太郎は、結果を出せないことで進路に疑問を抱き始めていた。そんなとき、彼は今の祖父とは血のつながりがなく、宮部久蔵という血縁上の祖父が太平洋戦争末期に特攻で命を落としていた事実を知る。そのときの祖父が自分と同じ26歳だったと聞き、健太郎は祖父の人生をたどり始める。だが当時の祖父を知る人々は、宮部は天才的なパイロットながら、生還に執着する臆病者、卑怯者だったと口をそろえて非難するのだった。
Shigeru Kajiwara (Joe Odagiri) works part-time at a company that sells mysterious health food. One day, the other employees run off with the company's money.
Nobuko Nonomiya
申し分のない学歴や仕事、良き家庭を、自分の力で勝ち取ってきた良多。順風満帆な人生を歩んできたが、ある日、6年間大切に育ててきた息子が病院内で他人の子どもと取り違えられていたことが判明する。血縁か、これまで過ごしてきた時間かという葛藤の中で、それぞれの家族が苦悩し……。
Setsuko Kawabata
両親の都合で一人、親戚が経営する旅館で過ごすことになった小学5年生の少年恭平は、玻璃ヶ浦へ向かう電車の中で湯川に出会う。湯川は海底鉱物資源開発の説明会にアドバイザーとして出席するために玻璃ヶ浦へ来ており、恭平の親戚の旅館に宿泊する。そんな中、同じ旅館に泊まっていた客の塚原正次がその夜中に姿を消し、翌朝海辺で変死体となって発見される。県警は現場検証を行い、堤防から誤って転落した事故死の線が濃厚であるとしていた。 同じころ、草薙は上司である多々良管理官から直々に特命の捜査を依頼される。被害者の塚原は元警視庁捜査一課所属の刑事で、恩になったことがある先輩の死に疑問を抱く多々良は、同じ旅館に湯川が泊まっていることを知り、草薙を連絡係にして独自の捜査を命じたのだった。草薙は内海とともに、湯川とコンタクトを取りながら捜査を行う。捜査を進めるうち、塚原は殺害された後に、海に遺棄された可能性が高くなっていった。 はたして塚原は、何のために玻璃ヶ浦に来たのか。事件に遭遇した湯川は「ある人物の人生が捻じ曲げられる」ことを防ぐために、真相に挑んでいく。鍵を握るのは、16年前に塚原が担当した元ホステス殺人事件。そして、その裏には旅館の家族が隠さなければならなかったある重大な秘密があった。
Kayo
2012年5月、瀬戸内海の小島に暮らす平山周吉(橋爪功)と妻とみこ(吉行和子)は、子供たちに会うために東京へやって来る。だが品川駅に迎えに来るはずの次男の昌次(妻夫木聡)は、間違って東京駅へ行ってしまう。周吉はタクシーを拾い、郊外で開業医を営む長男の幸一(西村雅彦)の家へと向かった。長女の滋子(中嶋朋子)は不注意な弟に呆れ、幸一の妻、文子(夏川結衣)は歓迎の支度に忙しい。やがて周吉ととみこが到着、大きくなった二人の孫・実(柴田龍一郎)と勇(丸山歩夢)に驚く。そんな中、ようやく昌次も現れ、家族全員が久しぶりに夕食を囲むのだった。日曜日、幸一は勇を連れて、両親をお台場から横浜見物へと連れて行く予定だったが、患者の容体が悪化、急な往診に出かけることになる。周吉ととみこは、滋子の家に泊まりに行くが、美容院を経営する滋子は忙しく両親の相手ができず、夫の庫造(林家正蔵)が駅前の温泉へと連れ出す。滋子に頼まれ、昌次は両親を東京の名所巡りの遊覧バスに乗せるが、自分は疲れて居眠りをしている。帝釈天参道の鰻屋で、周吉は、舞台美術の仕事をしている昌次に将来の見通しはあるのかと問いただす。昔から昌次に厳しい周吉、昌次はそんな父が苦手だった。その頃、滋子は幸一に、お金を出し合って二人に横浜のホテルに泊まってもらおうという提案をする。横浜のリゾートホテルの広い部屋で、ただ外を眺める周吉ととみこ。周吉はネオンに輝く観覧車を見て、結婚する前に二人で観た映画「第三の男」を懐かしむ。寝苦しい夜が明け、周吉ととみこは2泊の予定を切り上げて、帰ってきてしまう。そんな両親に、商店街の飲み会があるので今夜はいてもらっては困ると言い放つ滋子。周吉は同郷の友人、沼田(小林稔侍)宅へ、とみこは昌次のアパートへ行くことにする。久しぶりの母親の手料理を美味しそうに食べる昌次。その時、母に紹介しようと呼んだ恋人の間宮紀子(蒼井優)が現れる。昌次はボランティアで行った福島の被災地でひと目惚れしてプロポーズしたことを、とみこに打ち明ける。一方、周吉は、沼田に宿泊を断られた上に泥酔、周囲に大迷惑をかけていた。幸一の家でようやく落ち着いたところに、とみこが上機嫌で帰ってくるが、突然倒れてしまう……。
Sakiko Hashikawa
艶という女と大島に駆け落ちして結婚した松生春二(阿部寛)は、奔放な妻の不貞に悩まされてきた。そんな艶が病に冒され、昏睡状態に陥る。何度裏切られても献身的に愛してきた松生は、彼女を失うことに耐えられない。彼は、過去に艶が関係を持った男たちに、愛の深さを確かめようと思いつく。東京で一見平穏な生活を営む何組かのカップル&家族に突然もたらされた艶の話。松生の元妻・早千子(大竹しのぶ)は、娘の麻千子(忽那汐里)から大島へ行くことを提案される。大島の美容院で働き、松生とも面識がある百々子(真木よう子)は、艶がストーカーとなって追いかけた男の恋人だが、艶に対する松生の愛を見て、自分の恋に対する自信が揺らぐ。1年前に自殺した夫が艶の愛人だった可能性がある橋川サキ子(風吹ジュン)は、夫の死の理由を探し求めていたが、松生からの連絡を受けて、大島行きを決意する。艶の最初の夫の愛人・橋本湊(野波真帆)は、不動産会社に勤務しているが、艶と自分のどちらが愛されているのかを確かめようと考える。艶の従兄の妻・石田環希(小泉今日子)は、小説家である夫の作品の登場人物が、艶をモデルにしているという話を耳にし、さらに松生からの電話で夫と艶の関係を疑い始める……。夫の、恋人の、父のそれぞれの様子から、艶という未知の女との肉体関係を感づいてしまった女たちは、突然自分たちの人生に割り込んできた艶という存在に困惑する。目の前に見えているはずの“大切な人”が知らない顔を見せた時、人は愛を確かめ、見つめ直す……。
Yoko
殺し屋稼業から身を引きバイク屋で勤務する健は、同業者の陽子と共にまじめに生活しようと努めていた。そんなある日、殺し屋時代の先輩アキラが現われ、再び健を仲間に引き戻そうと店に頻繁に通うようになる。健を元の世界に戻したくない陽子だったが、平穏だった日常に少しずつ変化が生じてくる。
Yoshie Kawachi
27歳で独身サラリーマンのダイキチは祖父の葬儀で、祖父の隠し子りんと出会う。わずか6歳の少女が親戚中から邪魔なお荷物扱いされるのに怒りを覚え、両親や妹の反対を押し切ってりんをひとり暮らしの借家へ連れ帰る。保育園探しに始まり、残業のない部署への異動や、おねしょ対策まで常に全力投球のダイキチに、りんも心を開いてゆく。ある日、りんと仲良しのコウキの母親が憧れの女性だったこと知りダイキチは驚く。
Ryoko Matsuzaki (voice)
明治に建てられた高校の部室別館「カルチェラタン」。伝統ある館は老朽化から取り壊しが決まってしまう。愛着を持ち取り壊し撤回を目論む学生たちのリーダー的存在である新聞部 風間 俊と小松崎 海は出会い想いを寄せていくが、ひょんなことから二人は兄妹であることがわかってしまう。揺れ動く二人の成長と共に取り壊し騒動が進んでゆく中で、俊の意外な生い立ちが明らかになっていく。
"Sada Masashi Drama Special Furusato ~Musume no Tabidachi~ " is a human drama about "family" based on the theme of singer songwriter Sada Masashi's song "Kakashi" (Scarecrow), a song about a family's love towards a daughter who lives alone in the city far away from home. The drama, in which Horikita Maki plays the role of Saeki Chizuru, the second daughter, who goes to Tokyo despite her father's objection, to pursue her dream of becoming a photographer, and through Tora-san and his family, depicts the importance of family. Sada Masashi makes a cameo appearance as an employee of a bookstore.
Masae Sawada
子どもを身ごもるも、相手が結婚していたために出産をあきらめるしかない希和子(永作博美)は、ちょうど同じころに生まれた男の妻の赤ん坊を誘拐して逃亡する。しかし、二人の母娘としての幸せな暮らしは4年で終わる。さらに数年後、本当の両親にわだかまりを感じながら成長した恵理菜(井上真央)は大学生になり、家庭を持つ男の子どもを妊娠してしまう。 直木賞作家・角田光代が手がけた初の長編サスペンスを映画化。恵理菜役には、『花より男子ファイナル』『僕の初恋をキミに捧ぐ』の井上真央。対する希和子役を、人気女優・永作博美が演じる。監督は『孤高のメス』の成島出。
Midori Yamasaki
「チームバチスタの栄光」「ジェネラル・ルージュの凱旋」などで知られる現役医師作家・海堂尊のベストセラー小説を映画化した医療ミステリー。「約三十の嘘」「NANA」の大谷健太郎監督がメガホンをとり、菅野美穂が主演を務める。帝華大学病院の医師で顕微授精のスペシャリスト・曾根崎理恵は、非常勤で廃院寸前の小さな産婦人科医院「マリアクリニック」の院長代理を務めていた。しかし、大学病院のエリート医師・清川吾郎に、そこで国内でタブー視されている遺伝子技術を用いた代理母出産を行ったという疑惑をかけられてしまう。
Setsuko's mom
SF作家である眉村卓と2002年に大腸がんで死去した妻・悦子の間にあった夫婦愛の実話を元にした作品。 SF作家・牧村朔太郎は大好きなSFの執筆に空想を膨らませ、妻・節子と仲睦まじく過ごしていた。ある日、節子は腹痛に襲われ妊娠かと思われたが、朔太郎は実際は大腸がんに侵され余命1年であることを告げられる。妻の力になろうとするが空回りしてしまう朔太郎。しかし朔太郎は「笑うと免疫力が上がることがある」という医師の言葉から、毎日1編ずつ妻のために短編小説を書くことを決意する。
Kiwa
忠臣蔵として有名な赤穂浪士の吉良邸討ち入りでは46人が主君に殉じ切腹するが、二人の男が生き残った。討ち入り前日に逃亡した瀬尾孫左衛門と、討ち入りを後世に伝えるため逃がされた寺坂吉右衛門。正反対の運命を背負う二人が16年ぶりに再会。瀬尾はなぜ討ち入りから逃げたのか、寺坂は元同志が抱えてきた秘密を知る。
Satomi Fujii
The story of the original manga writer Rieko Saibara is depicted by her alter ego Natsumi Takahara who revisits where she was raised and recalls her childhood and how everything turned out.
Kazuko Takizawa
厚生保健省に勤める藤本賢吾(松田翔太)の仕事は、政府から発行された死亡予告証を本人に届けることだった。「国家繁栄維持法」が施行されたその世界では、国民に生命の価値と死の恐怖を植え付けるために、小学校入学以前のすべての児童が「国繁予防接種」を受けることが義務づけられていた。そして、1000人にひとりの確率で、18歳から24歳に成長した時期、死を迎える。その24時間前に、通称「逝紙(イキガミ)」を配達して、死亡宣告を下すのが藤本の役目だった。かつてはストリートミュージシャンとして森尾(塚本高史)とコンビを組みながらも、音楽事務所からスカウトされてメジャーデビューを果たした田辺翼(金井勇太)。「国家繁栄維持法」を支持する女性議員の滝沢和子(風吹ジュン)の息子であり、ひきこもりの直樹(佐野和真)。幼い頃に交通事故で両親を亡くし、その事故で視力を失った妹のさくら(成海璃子)を守ろうとする兄のさとし(山田孝之)。そんな若者たちに、藤本は「逝紙」を届ける。田辺は、初のテレビ出演で自作の曲を歌いながら倒れた。警官の銃を奪って、選挙演説中の母を撃とうとした直樹は、その計画に失敗して果てる。そして、自分の生命の終わりを知ったさとしは、さくらに角膜移植することを決意する。翼の歌は、彼の死後に大ヒットする。選挙戦では敗れた和子だが、夫の信利が新たに出馬を決意した。兄からの角膜移植を拒否するさくらも、医師の近藤(井川遥)をはじめとする病院中での応援で、視力を取り戻す。さとしの命と引き換えに…。厚生保健省の参事官(柄本明)や、上司の石井課長(笹野高史)から意義を説かれながらも、藤本は自分の仕事に葛藤と疑問を感じ続ける。「国家繁栄維持法」は、本当に正しいのか? しかし、この政策に反対する者は退廃思想者として国家から厳正な処置を受ける。そして、今日も藤本は、「逝紙」を配達するのだった。
Tempo's Mother
An adolescent human drama of high school students who are troubled with their own concerns but gradually find a method of survival through Hotai Club.
Toshiko Sekiguchi
After the unexpected death of her husband a new life begins for Toshiko. 30 years of a happy marriage seem to suddenly vanish as she finds out that her husband had lived a double life. Struggling between her anger and the chance to begin a new chapter for herself, she finds her life moving into unchartered waters as she faces her 60th birthday.
Set in Kyoto, 1990 Mizuho Oshima is a high school girl who hates her alcholic mom, adores her father, and has a crush on school swim team member Sho Sugimoto. Her father lives with another women, but Mizuho hopes to reunite her family. Her mother then takes up with an Amerian soldier named Charlie and they become an item. This crushes Mizuho's hopes of reuniting her family. Mizuho then seduces her mother's lover ...
Tenar (voice)
多島海世界“アースシー”で、異変が起きていた。竜が人間界に現れて突然共食いをはじめ、すべてのモノの名前を把握しているはずの魔法使いがその名前を忘れ、魔法の力を失ってしまったのだ。エンラッドという王国では、狂気に駆られた王子のアレンが王である父親を刺し、王の剣を奪って国を脱出。偶然砂漠でアレンと出会った“大賢人”ゲド、通称ハイタカは、彼と共に都城“ホート・タウン”へ向かうことになった。しかし、かつては美しい街だった“ホート・タウン”も、麻薬や人買いが横行する荒んだ街に成り果てていた。アレンは街角で人狩りのウサギに襲われそうになっていた少女・テルーを助けるが逆に自分が捕まり、奴隷として売り払われそうになってしまう。再びアレンを救い出したハイタカは、ある国で巫女を務めていた女性・テナーの家に彼を連れて行き、一緒に生活することを決める。
Kimiko Muraoka
Hiromi, attends junior high school in Tokyo. The combination of getting bullied on campus and her fathers death causes her to stop attending school. One day she is invited by her online friend, Kenmun, to visit him on Ishigaki Island. Hiromi sets out to meet Kenmun, however, Hiromi has another reason to go to Ishigaki Island. She may be able to see her mother who left when she was a child. Will she be able to find her long lost mother? More importantly, will she be able to find happiness in life?
Shoko
平凡で退屈な毎日に嫌気がさしたトワは、ある日薬を大量に飲んで自殺を図るが失敗する。目が覚めるとそこは、社会から完全に隔離された奇妙な病院だった…。
Spring 2005, Okinawa. It's the wedding of Sawamura Seiji's second daughter, Seiko (Fujisawa Ema). Miwa (Harada Mieko), her mother, is watching over her beloved daughter with a smiling face. The eldest daughter, Asuka (Ito Ayumi), who slipped out of the party to watch the sea alone, is holding preciously a book... This is the diary of a deceased father addressed to his daughters.
Keiki Iino
Haruko Uesugi
双子の兄弟・上杉達也と和也、そして隣家の一人娘・浅倉南は、生まれた時からの幼なじみ。そんな3人の夢は、甲子園出場だった。だが、夢の実現の為に明青学園野球部のエースとして活躍する和也に対し、兄の達也は何をするにも長続きしない落ちこぼれ。その一方で、南は和也の好意に気づきながらも、秘かに達也に惹かれていた。甲子園出場をかけた高校一年の夏季西東京大会。予選を勝ち抜いた明青は、いよいよ強敵・須見工業高校との決勝戦に臨もうとしていた。ところがその朝、和也が交通事故に遭い、帰らぬ人となってしまう。無論、予選敗退。彼らの夢も潰えた。その後、達也は和也の意志を引き継ぐ形で野球部に入部するが、続く秋季大会で須見工に敗れた彼は深く傷つき、チームから離脱、南もマネージャーを辞した。しかし、親友の原田らの励ましで再びマウンドに立つ決意をした達也は猛練習を積み、翌年の夏季大会に出場を果たす。そして決勝戦で宿敵・須見工に打ち勝ち、南の見ている前で甲子園出場という夢を果たすのだった。
Shizuko Koito
荒川区の超高層マンションで、一家4人の惨殺事件が起きる。その容疑者として石田(勝野洋)が指名手配されるが、捜査が進む内に惨殺された一家4人全員が 赤の他人同士だったことが判明し、事件は思わぬ展開をみせる。
田治见要蔵
Saeko Urushibara
Urushibara Kazuki heads to Kyoto to explore the secret of his wife, Saeko, who is hospitalized for terminal cancer.
Psychiartrist
カネシロヒデノリは在日韓国人の高校生。小さい頃からいじめられっ子だったヒデノリは、さしたる目的も持てず無為な毎日を過ごしていた。ある日、彼の姉ナナコが手首を切って自殺した。ヒデノリは姉に一度でいいから祖国を見せてやりたいと無謀な計画を思い立つ。ひょんなことから知り合った強迫性障害で盗癖のあるエキセントリックな少女、由美と、渋谷でブラブラしている24歳のチーマー、タローがその計画に加わる。彼らは亡くなったナナコの遺体を病院の霊安室から盗み出すと、白いオンボロマークIIに乗り込みひたすら西を目指して走り始めるのだった。
Yuko Morishita
Elderly ladies rise to the challenge of staging a play and struggle to launch a theater company. Based on the actual amateur theater company "Theatrical Company Hono" in Fujieda City, Shizuoka Prefecture, where the presiding officers and performers are composed of elderly women. They have been performing stage plays about issues related to the elderly for a long time.
When poverty-stricken Korean-Japanese (Zainichi) discover there is valuable iron ore in the rubble of a destroyed shantytown they plan to haul it out for profit. Amidst this plan there is discrimination, war and an infatuation between a man and a woman, but like everything around them there and owing to the forces around them, there is as much chance that these may burn to ashes and be destroyed or be the beginning of something new.
Michi's Mother (uncredited)
観葉植物販売会社「サニープラント販売」で同僚の田口が自殺してからというもの、ミチの周辺では身近な人たちが次々と黒い影を残し姿を消していってしまった。 同じ頃、大学生の亮介は、”ウラヌス”というプロパイダでパソコンで噂で聞いていた「幽霊に会いたいですか」と問う奇妙なサイトにアクセスしてしまう。 次々と黒い影を残し消える人たち。不気味に変容しはじめる世界。亮介が思いを寄せていた春江も不可解な行動をとり始める。 赤いテープに囲われたアパートのドアを見つめて佇む作業員が何かをしてしまったことが始りのようだった。 親しいものたちが消えてゆき日常が崩壊していく中、ミチと亮介は出会い、共に逃避しようとするが寸前、亮介にも危険が及んでしまう。ミチはそれでも亮介を連れ、幽かな希望目指して船出するのだった。
Kaido is a professional pickpocket who works the Tokyo subway with his young foster-daughter, Rei: She lets herself be groped while Kaido relieves the groper of his wallet. More often than not they're observed by a middle-aged cop, who generally lets Kaido go free. Rei is unsettled when Kaido takes on a young street punk, Kazuki, as an apprentice -- with instructions to make Kaido stop drinking. Kazuki, however, would like to go into business with Rei.
"Home Sweet Home" deals with a family who, unable to cope with their aging grandfather's worsening dementia, abandon him at a group home for the elderly. When, racked by guilt, they return to retrieve him, they discover to their surprise. . .
Chieko Tatsumura
Film director Mario Baba meets a mysterious gentleman, and realizes he is a important man from his boyhood. The two chase each other around, causing a lot of commotion.
Junko Sato
仲むつまじく静かな生活を送る、効果音技師の克彦と純子。しかし一見平凡そうに見える純子は実は霊能者で、純子の力に興味を持つ大学院生、早坂の紹介で降霊術を時々行ったりしていた。そんなある日、逃走中に事故を起こして犯人が意識不明になるという少女誘拐事件が起こる。
Mitsuko Jinbo
A seasoned detective is called in to rescue a politician held hostage by a lunatic. In a brief moment of uncertainty, he misses the chance for action. Leaving his job and family without explanation, he makes his way to a mountain forest, encountering a peculiar tree called Charisma.
総会屋への多額の利益供与が発覚し、朝日中央銀行に東京地検特捜部の捜査が入ることになった。経営陣はパニックに陥り、政財界の大物でもある佐々木取締相談役の顔色ばかり窺う有様だった。そんな上層部の態度に奮起したミドル層と呼ばれる男たちは、銀行の悪しき因習を断ち切るべく再建のための戦いを開始する。
Naoko Hayase
Thirty years after graduation, a man and a woman meet again at an alumni reunion. They are no longer young, but the moment she sees him, memories of her first love are revived. Her love for him has never faded even though she married another man and bore his child. What has kept her going is a white shell the boy gave her and a phrase of Jean Cocteau's poem, "My ears are shells, fondly hearing the sound of the sea..." She gets a divorce, returns to her hometown and opens a bar named "Coquille," which means "shell." Without their knowing, an unexpected turn of events awaits the two...
Yoko
In the year 198X, a young screenwriter, Ryohei Shimura, has been in a slump lately. Then an opportunity arises. He is asked to write a script for the comeback film of Akiko Ryuzoji, the legendary beauty who was known as Japan's Cleopatra. Ryohei met Akiko right away, but he couldn't believe his eyes. Akiko was young and good-looking, even though she was already an old woman. Ryohei moved into Akiko's house to work on his scenario. A film director, Mizumori, who lives with Akiko at the mansion, warns Ryohei, “Don't sleep with Akiko,” he says. In fact, Ryohei was chosen for the job for a surprising reason...
Akane
佐々木課長(谷啓)の願いも空しく、鈴木建設の新営業部長に伝助の同期の馬場(小林稔侍)が抜擢される。エリートの馬場は、我が道を行く伝助と妙にウマが合うが、私生活はバツイチで引きこもりがちの息子との関係に悩む。やがて、心を寄せるスナックのママ・茜(風吹ジュン)が故郷“センダイ”に帰ることを聞かされる。ある日、ショックを隠せない馬場は、一之助、伝助とともに、鹿児島県に出張するが・・・
Nozomi Morihara
Morihara was left a widower 8 years ago when his wife passed away. He attends his first mixer party under the guidance of his daughter. There he meets Fumika and starts conversation. Morihara is too shy to show his love since he is much older than Fumika. On learning that Fumika goes to England to study about English Tea, Morihara rushes to the airport but his effort is in vain. He takes out his dead wife's photo and consults her: "I love Fumika, what should I do?"
Akiko Yamaki
Tatsuo was leading a peaceful suburban life with his wife and daughter. But an ex-girlfriend attends his bridge club. Then Haruo, an old friend, appears. He is being chased by loan sharks and needs shelter. Haruo overstays his welcome and family relations become strained.
Mitsugu's mother
People from all walks of life (a high-school student, a middle-aged businessman, a yakuza chief, etc.) all receive mysterious messages from loved ones who were killed 3 months earlier in a shipwreck. They are instructed to go to a small island in the Inland Sea that evening. At the stroke of midnight, the lost ship emerges from the sea and they are given a brief time to say their final words to their lost loved ones, before the deceased must once again board the ship and it sinks back into the depths.
Asako Kanzaki
Yuka came to work as an intern nurse at a hospital and she met Shunichi again. They were school friends, and she liked him. But, she found out that Shunichi had an osteosarcoma.
Shopping Housewife
平成ガメラシリーズ第1作。 監督に金子修介、脚本に伊藤和典、特撮監督に樋口真嗣を迎え、リアリティを徹底的に追求しつつ、新しい特撮表現に挑んだ意欲的な怪獣映画となった。 1995年。太平洋上に発見された謎の巨大漂流環礁が、黒潮に乗って日本に近づいていた。保険会社の草薙と海上保安庁の米森は環礁の調査に乗り出し、環礁の上で不思議な石版と大量の勾玉を発見。さらに、この環礁が生物であるということが明らかになる。 同じ頃、九州の五島列島・姫神島で、島民が「鳥!」という無線を最後に消息を絶つ事件が発生。調査に呼ばれた鳥類学者の長峰はそこで、島民を食らった巨大な怪鳥を発見する。 政府は怪鳥の捕獲を決定。長峰が中心となって福岡ドームに誘い込む作戦を決行するが、その内の1匹を取り逃がしてしまう。巣に向かって帰巣する1匹を自衛隊のヘリが追跡していた時、博多湾からあの環礁=巨大生物が出現。向かって来る怪鳥を平手打ちで石油コンビナートに吹き飛ばして倒し、そのまま博多へ上陸。周りの建物を破壊しながらドームに向かって行く。更に、予期せぬ事態に周囲は大混乱に陥り、その隙を突いた2匹の怪鳥は自らを閉じ込めていた鉄格子を強力な超音波で切断して脱出。巨大生物も円盤のような姿となって怪鳥を追って飛び去っていった。 「最後の希望・ガメラ、時の揺りかごに託す。災いの影・ギャオスと共に目覚めん。」 古代の石板に記された碑文から、政府は巨大生物をガメラ、怪鳥をギャオスと呼称する。政府はギャオスの捕獲にこだわる一方、ギャオスよりも体格的に大きいガメラを危険視し、ギャオスを追うガメラを攻撃する。 ガメラの妨害を逃れ短期間で巨大に成長を遂げたギャオスは、エサとなる人間を求め東京へと向かう。ここにきてようやく政府は捕獲を中止し、ギャオスに攻撃を行うが、ギャオスは自衛隊の発射したミサイルを巧みに誘導して東京タワーを破壊させ、真っ二つに折れた東京タワーに営巣する。しかしギャオスの産卵直後、突如大きな地震が起こり、次の瞬間、傷の癒えたガメラが地中から出現。東京タワーごと巣を破壊したものの、ギャオスを取り逃がしてしまう。急いで飛び上がるガメラ。 今ここに、東京の空を舞台とした、二大怪獣による空中決戦の火蓋が切られた。
Yoshiko Rinkaiji
The Rinkaiji family, by all appearances, is a well-to-do Japanese family. The father, Nariyuki, works in an elite corporation, which gives his wife Yoshiko status in their suburban neighborhood. But the daughter Sugina, who herself has secretly stopped going to school because she is being bullied. One day, they discover that Nariyuki has quit his job. As Nariyuki decides to find a new job along with Sugina, Yoshiko, a firm believer in a life based on the company, soon finds her world falling apart.
Yuuko Kusubayashi
小学生の悟は、河原で一寸法師のように小さな老武士を発見した。雷に打たれて動けなくなっていた老武士を悟が介抱すると、息を吹き返した老武士は、自分は水源地から来た水の精霊である墨江少名彦(すみのえのすくなひこ)だと名乗った。海を目指すという少名彦が元気になるまで部屋にかくまうことにした悟は、少名彦との交流を通じて多くのことを学んでいく。だが、きれいな水から離れた少名彦はしだいに衰弱していく。
「男はつらいよ」シリーズ第45作。宮崎県油津、理髪店の女主人・蝶子(風吹ジュン)に、顔を当たってもらった寅さんは、雨宿りしているうちに、彼女の家に逗留することになる。高校の同級生の婚礼に来た、及川泉(後藤久美子)が寅さんに声をかけた瞬間、寅さんが足をくじいてしまう。その報せを聞いた満男は、泉に逢いたいがため、宮崎へ。ところが泉と一緒に迎えに来たのが、蝶子の弟・竜介(永瀬正敏)だから面白くない…
Tsuneko Adachi
The story of an unconventional teacher facing up to his unruly and apathetic class.
Momoko Sukegawa
Sukezo, a farmer manga comic artist, takes up the art rock business by setting up a shop in a shed by the river. He tries hard to be successful, but business does not go well and the family becomes progressively poorer.
Natsuko Okada (Episode 1)
第1話「パパの立場もわかれ」多忙な良介は、旅行代理店勤務なのに家族を旅行にも連れて行けなかった。第2話「こわいお客様がイヤだ」深夜のコンビニでバイトする丸男はマナー知らずの客に悩まされていた。第3話「新しさについていけない」念願の新居を構えた新婚カップルだが、今どきの家電製品の進化に取り残される。第4話「女だけトシとるなんて」もうすぐ27歳になる理恵は、遠回しに年齢のせいで再就職を断わられ続ける。
Oborozukiyo (voice)
Genji, the son of the emperor, is the talk of the Kyoto nobility for his charm and good looks, yet he cannot stop himself from pursuing an unobtainable object of desire: his father's young and beautiful bride. Following the tragic consequences of his obsession, Genji wanders from one affair to another, always seeking some sort of completion to his life.
Noriko Hamai
Based on crime fiction novel written by Seicho Matsumoto.
Ken Ota is a Japanese-American GI. He comes to Hiroshima after WW2 looking for his big sister, but finds Keiko, a bomb victim with a keloid scar on her shoulder.
A man looking to transplant cherry blossoms along the countryside encounters a blind woman who accompanies him for the journey.
Dominique Royal
辺境惑星の酒場で、コブラは賞金稼ぎの美女・ジェーンと出会う。ジェーンは死滅した惑星“ミロス”の王族の末裔で、三つ子の姉妹・キャサリンとドミニクを捜していた。彼女たちは惑星ミロス星に眠る強大な力をコントロールするのに必要不可欠な人物なのだ。ジェーンと共にふたりを捜し始めるコブラ。だが、事件は単なる人捜しでは終わらなかった。ミロスの装置を狙う宇宙海賊“ギルド”が襲ってきたのだ。手段を選ばない彼らの追撃をかわしながらまずコブラが向かったのは、キャサリンが捕えられているというラホール星の刑務所。だが、キャサリンはギルドの幹部・クリスタルボーイと通じていた。
Takako Shimizu
A star tennis player takes revenge on the blackmailers out to ruin his athletic career.
光源氏 は、桐壺帝 の二番目の皇子として生まれた。母は桐壺更衣と呼ばれ、帝の寵愛を独り占めしていたが、三歳の源氏を残して他界。嘆き悲しんでいた帝は、やがて桐壺に生き写しの藤壺を女御として迎える。初めは藤壺を母と慕っていた源氏の気持ちは、いつの間にか恋にまで深まった。源氏にはその妻に左大臣 の娘・葵の上が定められていた。葵の上は美しいが権高な女性だったこともあって、藤壺に心を寄せる源氏とは睦まじく打ち解ける仲にはなれない。 ある日、源氏は藤壺に抑えきれぬ胸の内を明かした。藤壺を激しく抱きしめるが、彼女は「もうこれ以上罪を犯すことは出来ない。二度と会うことはない」と告げた。その後、源氏は夫のいる空蝉との一夜限りの契り、夕顔とのはかない愛、美人ではないが心優しい女・末摘花、幼い頃から手塩に掛けた若紫との結婚という愛の遍歴を重ねていく。
Sumiko Nomura
Second live action "Barefoot Gen" sequel.
Keiko
A tragic love story between a prostitute and a young trainee monk.
Kyoko Nagai
朝倉哲也は表向きは平凡なサラリーマンだが、夜は身体を鍛えて巨大資本乗っ取りを企んでいる。朝倉はある日、手に入れた麻薬で上司の愛人、永井京子を手なずけた。しばらくして会社幹部達の横領事件をネタに、桜井という男がゆすりに来ていることを突き止めた。朝倉は桜井と会社を巧みに利用して社長令嬢の絵理子と婚約することに成功するが、その一方で嫉妬に燃える京子は、ある決意をしていた。
Kobayashi Isamu, a first-year high school student, lives in a family of four with his father, an artist, his mother, an insurance agent, and his sister, an office worker. To make ends meet, he works as a milkman. At school, he is a member of the kendo club and spends his days working out with his seniors. Over time, he has various encounters with a series of girls.
Oro
This extraordinarily complex film is not only a send-up of every samurai film ever made, it is also an extrapolation of the value of life. The Yamatai, represented by Prince Susano-O and elderly advisor Sumuke, hire Yumihiko of Matsuro to hunt the phoenix so that Queen Himiko, sister of Susano-O can have eteranal life.
Tsubasa Aoba
At a seaside city somewhere in the Tohoku area, the corpses of Nozomi, daughter of an affluent family, and Yamazaki, son of an engineer at the local nuclear power-plant, are found tied-to on a beach, as if they intended to commit double suicide. Nogami, a reporter, begins to investigate.
1977 Japanese movie