Self (archival footage)
A tribute to the legendary Japanese film director featuring the reflections of filmmakers Lindsay Anderson, Claire Denis, Hou Hsiao-hsien, Aki Kaurismäki, Stanley Kwan, Paul Schrader, and Wim Wenders
「男はつらいよ」シリーズ第45作。宮崎県油津、理髪店の女主人・蝶子(風吹ジュン)に、顔を当たってもらった寅さんは、雨宿りしているうちに、彼女の家に逗留することになる。高校の同級生の婚礼に来た、及川泉(後藤久美子)が寅さんに声をかけた瞬間、寅さんが足をくじいてしまう。その報せを聞いた満男は、泉に逢いたいがため、宮崎へ。ところが泉と一緒に迎えに来たのが、蝶子の弟・竜介(永瀬正敏)だから面白くない…
Judge
A headmaster and a novelist, looking for inspiration, regard a strange natural phenomenon before sharing stories of their own.
「男はつらいよ」シリーズ第44作。及川泉(後藤久美子)が、楽器店への就職を希望し、上京する。しかし、父母の離婚や、母・礼子(夏木マリ)が水商売ということが障壁となる。どうすることも出来ない満男は歯がゆい。泉が名古屋へ帰ると、母の再婚問題が彼女を悩ませる。家出をした泉が出した手紙をみて、あわてて満男は鳥取へ向かう。その頃、泉はなんと寅さんと再会。鳥取砂丘で満男と合流した三人は、寅さんの昔なじみの料亭“新茶寮”へ、女将・聖子(吉田日出子)を訪ねるが…
Mr. Mori
In 1999, Claire's life is forever changed after she survives a car crash with two bank robbers, who enlist her help to take the money to a drop in Paris. On the way she runs into another fugitive from the law — Dr. Sam Farber, an American who is being chased by the CIA. They want to confiscate a device his father invented which allows anyone to record their dreams and visions. On the run they travel the globe from Berlin to Lisbon to Moscow to Tokyo, ending up in Australia at his father's research facility, where they hope to play back the recordings Farber captured for his blind mother.
Self
A documentary which follows director Wim Wenders and Sean Naughton, the high-definition-video designer on UNTIL THE END OF THE WORLD, in Tokyo, and details the creation of the film’s groundbreaking high-definition sequences.
「男はつらいよ」シリーズ第43作。満男は無事に大学へ進学を果たす。ある日、及川泉(後藤久美子)が離婚した父・一男(寺尾聰)を訪ねて名古屋から上京。満男はともに、一男の勤め先である秋葉原の大型電気店を訪ねるが、すでに仕事を辞めて、大分県日田市に住んでいるという。東京駅で泉を見送った満男は、泉が九州に行くと聞いて、思わず新幹線に飛び乗る。若い二人を追いかけて、寅さんと泉の母・礼子(夏木マリ)も寝台車で九州へ…
Old Man
黒澤明監督自身が見た夢をベースに、時に美しく、時に残酷な8つの物語がオムニバス形式でつづられ、豊潤なイメージ世界が描かれる作品。きつねの嫁入りを見た少年の話「日照り雨」。花吹雪の中、人形たちが舞い踊る「桃畑」。戦争で生き残った男が体験する不可思議な物語「トンネル」。ゴッホが絵画の世界に入り込んだ「鴉(からす)」。原発の恐怖を描いた「赤富士」など、8つの物語が、時に美しく、時に残酷にオムニバス形式でつづられていく。黒澤監督の豊潤なイメージ世界を堪能できる作品。
Gozen-sama
「男はつらいよ」シリーズ第42作。満男は浪人生となり、予備校通いの毎日。勉強に身が入らず、さくらや博を心配させている。そこで久しぶりに戻って来た寅さんが、その悩みを聞くために浅草のどぜう屋で酒を酌み交わす。恋心を募らせる後輩の及川泉(後藤久美子)は両親の離婚で転校。一目会いたさに名古屋から、佐賀県へバイクを飛ばす満男。偶然にも寅さんと再会、二人で泉を訪ね、美しい叔母・寿子(檀ふみ)に迎えられるが、泉の伯父は教育者で…
the High Priest
「男はつらいよ」シリーズ第41作。東北を走るローカル線、栗原電鉄に寅さんが乗っていると、疲れ果てたサラリーマン・坂口兵馬(柄本明)が線路に寝転んで自殺未遂。その夜、旅館で兵馬の胸の内を聞き優しく励ましているうちに、兵馬にウィーン旅行に誘われてしまう。断るつもりが、結局オーストリアに同行してしまった寅さんは、絵画や文化に一切興味を示さない。ところが、現地でガイドをしている久美子(竹下景子)と出会い、さらに金町出身のマダム(淡路恵子)と知り合い、すっかり日本にいる気分。やがて久美子の悩みを聞くうち、寅さんは…
Gozen-sama
「男はつらいよ」シリーズ第40作。信州小諸、駅前で知り合ったお婆さん(鈴木光枝)の家に泊まり、昔語りを聞く寅さん。翌朝、医師・原田真知子(三田佳子)が、お婆さんを病院に入院させるためにやってくる。重病のお婆さんは、寅さんの説得でなんとか入院し、真知子は寅さんを御礼にと家に招待する。くるまやに帰った寅さんは、満男の大学受験の下見ということで、真知子の姪・由紀(三田寛子)を早稲田大学に訪ねる。さらに真知子も息子に会うために東京へ。寅さんにとって幸福な日々となる。
地上げ屋同士の熾烈な攻防戦が吹き荒れるバブル期の東京。オフィスビルの建設ラッシュを機に、政治家・建設業者・商社・銀行が結託して巨額の利益を上げんと欲望を燃え上がらせていた。 そんな中、代議士の漆原は天の道教団の管長・鬼沢に目をつける。鬼沢は宗教を隠れ蓑に風俗業など数々の商売をし、さらにヤクザを操り地上げの嵐を吹き荒らしていた。しかもそれらの商売による収益を宗教法人に入金して課税を免れていた。 「宗教活動以外での所得は課税対象となる」という税法を盾に、やり手査察官・板倉亮子をはじめとする国税局査察部・通称マルサは鬼沢の内偵調査を行う。亮子は大蔵省のエリート官僚・三島を引きつれ鬼沢の身辺調査に入るが、教団信者やヤクザ達の妨害に遭い、調査は難航。ようやく脱税のシッポを掴んだマルサは強制調査に着手し、鬼沢の取調べが行われるが、鬼沢は頑として脱税を認めず、逆ギレして地上げの正当性を主張する。 そんな中、鬼沢の手下が射殺される。査察部は脱税を隠蔽するために鬼沢が「トカゲの尻尾」のように切り捨てたのではないかと疑うが、やがて鬼沢本人が狙撃される事件が発生。危うく難を逃れたが、鬼沢も「トカゲの尻尾」、つまり使い捨てられる駒でしかなかったのだ。 鬼沢の地上げした土地ではビルの着工を前に地鎮祭が行われる。鬼沢を背後で操って自らは手を汚すことなく利益を得た大臣・代議士・企業幹部が談笑する。その姿を少数の同僚とともにフェンス越しに隠れて見つめていた亮子は、やりきれなさに唇を噛む。 一方、鬼沢は自分の墓に巨額の財産を隠していた。最後に笑ったのは鬼沢であった。
Self
Documentary about the life and career of Japanese actor Chishu Ryu.
the High Priest
「男はつらいよ」シリーズ第39作。福島から寅さんを訪ねてきた秀吉少年。父親である寅さんのテキヤ仲間の政吉が亡くなり、位牌を持って施設から逃げて来た秀吉には、産みの母がいるという。寅さんは秀吉を連れて、大阪から和歌山へと、母を訪ねる旅を続ける。ある夜、奈良県吉野の旅館で、秀吉は旅の疲れから高熱を出す。隣の部屋の客・隆子(秋吉久美子)は協力を申し出て、寅さんと共に夜を徹しての看病をする。いつしか「とうさん、かあさん」と呼び合うようになった寅さんと隆子だったが…
the High Priest
「男はつらいよ」シリーズ第38作。寅さんは北海道知床で、無骨だが誠実な老獣医・上野順吉(三船敏郎)と出会い、意気投合して居候することになる。やもめ暮らしの順吉の面倒を見ているのが、スナックママ・悦子(淡路恵子)。ある日、順吉のひとり娘、りん子(竹下景子)が、結婚に失敗して東京から帰ってくる。近所の人々との楽しい日々が続くが、不器用な順吉とりん子は、寅さんがいないと上手くコミュニケ−ションがとれない…
Chiaki Onoda a young assisstant sound mixer is unhappy with his job, but otherwise he is enjoying life. He loves his cat, his friends, hunting for girls and breakdancing in discos. A funeral forces him to return home and meet his familiy, which (espicially his father) disapprove of his lifestyle.
the High Priest
「男はつらいよ」シリーズ第37作。福岡県飯塚、かつて炭坑で賑わった町も閑散とし、寅さんが贔屓にしていた旅役者の一座が活躍していた劇場も廃れてしまっていた。今は亡き座長に線香をあげるために、一座の花形だった大空小百合こと美保(志穂美悦子)を訪ねる。やがて美保は寅さんを訪ねて上京するが、寅さんが不在で、ひょんなことから看板職人の健吾(長渕剛)と知り合う。その後無事、寅さんと再会した美保は、柴又のラーメン屋“上海軒”で働くようになり、健吾との交際も続けるが…
Hermit
Remake of classic samurai film of 1932
松竹が大船撮影所50周年を記念して、昭和初期の蒲田撮影所を舞台に、映画作りに情熱を燃やす人々の姿をオールスターキャストで描いた作品。浅草の活動小屋で売り子をしていた小春は、松竹の監督に見出されて蒲田撮影所の大部屋女優となる。初めて見る撮影所での体験は何もかもが新鮮だった。
the High Priest
「男はつらいよ」シリーズ第36作。タコ社長の娘・あけみ(美保純)が夫婦喧嘩の果て、家出してしまう。ワイドショーに出演して「戻ってこい」と訴えるタコ社長。帰宅した寅さんの広い顔のつてで、あけみが下田にいることが判明する。そこまでは良かったが、あけみの傷心を慰めるはずの寅さんは、式根島への連絡船で知り合った島の小学校の同窓生達を迎えた、美しい真知子先生(栗原小巻)に一目惚れ。あけみを放って、同窓会へ参加してしまう・・・
Daisuke is supposed to be out looking for a respectable job and equally respectable wife. He is 30 years old and devotes his attention to music and literature; his family is wealthy and can support his interests. When his friend Hiraoka returns with his wife Michiyo, problems arise.
the High Priest
「男はつらいよ」シリーズ第35作。ポンシュウ(関敬六)と五島列島にやってきた寅さんは、クリスチャンのお婆ちゃん(初井言榮)と知り合うが、お婆ちゃんは急逝してしまう。その葬儀に参列した東京で働く孫娘・若菜(樋口可南子)から、寅さんに礼状が届く。若菜をたずねた寅さんは、写植オペレーターの技術を持つ彼女の再就職を、博にたのむ。若菜のアパートには、気の良い管理人のおばさん(杉山とく子)や、司法試験に挑戦している酒田民夫(平田満)が暮らしており、若菜に夢中な民夫は勉強も手につかない。そこで寅さんが恋の指南役を買って出るが…
A monk (uncredited)
物語は三島由紀夫最後の一日となる朝から始まり、『金閣寺』『鏡子の家』『奔馬』を劇中劇として見せながら三島の生涯を描いていく。
どもりを持つ学生・溝口は金閣寺はその美しさに見苦しい自分の姿を責め悩み、放火をしてしまう『金閣寺』。容姿端麗で華奢な美青年・治が、最後はマゾヒスティックな狂愛に溺れていく『鏡子の家』。剣道に励む青年が同じ学生仲間とクーデターを決起する『奔馬』。そして、三島由紀夫の最期の瞬間に至る…。
Self
German director Wim Wenders made this documentary in which he tries to explore the Tokyo that was depicted in the films of Yasujiro Ozu. When Wenders visits Tokyo for the first time, he finds a very different city, one with a booming fascination with technology that often clashes with the traditional elements of Japanese culture. Wenders also interviews Ozu's cinematographer, Yuharu Atsuta, and Chishu Ryu, an actor who frequently collaborated with Ozu.
the High Priest
「男はつらいよ」シリーズ第34作。上野の焼き鳥屋で、“懐が旅先”の寅さんに奢ってくれたのは、仕事に疲れた証券マン、富永健吉(米倉斉加年)。律儀な寅さんは御礼にと今度は御馳走するが、結局、茨城県牛久沼の富永宅に泊まる。富永夫人のふじ子(大原麗子)の美しさにドギマギする寅さんだったが、ある日、仕事に疲れた富永が失踪。寅さんは哀しみに打ちひしがれるふじ子と共に、富永の故郷、九州へと捜索の旅に出るが・・・。
The priest
ある日、俳優の井上侘助(山崎努)と妻で女優の雨宮千鶴子(宮本信子)は夫婦共演のCM撮影を行っていたが、そこに突然連絡が入る。千鶴子の父・真吉(奥村公延)が亡くなったのだ。親族代表として葬式を出さなくてはならなくなった侘助はマネージャー里見(財津一郎)の助けを借りつつも途方に暮れる。 千鶴子の母・きく江(菅井きん)や千鶴子の妹・綾子(友里千賀子)夫婦、そして真吉の兄・正吉(大滝秀治)とともに遺体を伊豆の別荘に運び、お通夜の準備に取り掛かる。葬儀屋・海老原(江戸家猫八)とともに、お通夜当日の朝を迎える侘助達。だがそこには、喪服を着た侘助の愛人・良子(高瀬春奈)がいた。
the High Priest
「男はつらいよ」シリーズ第33作。初夏の釧路で、根無し草の風子(中原理恵)に、かつての自分の姿を見た寅さんは、彼女を道連れに旅をする。根室で叔母の世話で理容室につとめることになり、落ち着いたかのように見えた風子だったが、旅回りのサーカス一座のオートバイ乗り・トニー(渡瀬恒彦)に惹かれてまた旅暮らしとなる。柴又に帰って来た寅さんに届いた報せは、風子が病床についているという話だった…
the High Priest
「男はつらいよ」シリーズ第32作。博の父・飃一郎の墓参で、備中高梁にやってきた寅さん。蓮台寺の住職・石橋泰道(松村達雄)の娘・朋子(竹下景子)に一目惚れした寅さんは、二日酔いの住職に変わって、見よう見まねで法事を勤め上げてしまう。そんなある日、飃一郎三回忌で、さくら夫婦は満男とともに岡山へ。相続をめぐる兄弟の対立もあり、すっきりしない博たち。しかも法要で読経をしたのは、なんと寅さんだった。
The story of a Japanese man who as a 16-year-old went to Maui to work in the sugar cane fields in order to support his family back in Japan. Now 89 and still living in Hawaii he is visited by his granddaughter who brings him a letter from his disinherited and recently dead son. This brings back memories of his life with his wife and family following the attack on Pearl Harbor, in particular of his son who had gone off to join the war for the Americans.
Self
An extremely lovely tribute to Ozu, on the 20th anniversary of his death. It uses a combination of footage from vintage films and new material (both interviews and Ozu-related locations) shot by Ozu's long-time camera-man (who came out of retirement to work on this). Surprisingly (or perhaps not), it focuses less on Ozu's accomplishments as a film-maker than on his impact on the lives of the people he worked with..
the High Priest
「男はつらいよ」シリーズ第31作。寅さんが、満男の小学校生活最後の運動会に行くか行かないで、大げんか。そして旅先の佐渡島への港で出会ったのが、私生活と仕事の板挟みで何もかも投げ出したくなって、失踪中の演歌歌手・京はるみ(都はるみ)。そうとは知らず寅さんは、彼女と佐渡への二人旅。楽しい時を過ごし、やがて別れの時が。彼女の正体にいつしか気づいた寅さんは、優しい言葉をかける。そして柴又、「佐渡島の休日」に想いを馳せ、はるみの歌に聞き惚れていると、なんとはるみがとらやへやってくる・・・
Gozen-sama
「男はつらいよ」シリーズ第30作。大分県湯平温泉の馴染みの宿。寅さんは、ここで母が女中をしていたという三郎(沢田研二)のために、彼女の法事をしてあげようと一肌脱ぐ。たまたま同宿だったデパートガール・螢子(田中裕子)たちも焼香し、翌日、寅さん、三郎、螢子たちは皆でドライブを楽しむ。二枚目だけどシャイな三郎は螢子に一目惚れして、寅さんはまたもや恋の指南役を買って出るが…
Saiji Akutsu
青函トンネルの貫通に賭けた男たちの長きにわたる苦闘と人間模様を、主演・高倉健、「八甲田山」の森谷司郎監督が壮大なスケールで描く感動のドラマ。共演は吉永小百合。
昭和29年の青函連絡船・洞爺丸の遭難事故をきっかけに、本州と北海道を結ぶ青函トンネル構想が急速に具体化する。国鉄の技術調査員の阿久津は、海底地質調査のため津軽半島へとやって来る。厳しく美しい龍飛崎の自然を背景に、トンネルの貫通に賭けた男たちの熱いドラマが展開する。
the High Priest
「男はつらいよ」シリーズ第29作。葵祭でにぎわう京都で、寅さんが鼻緒を直してあげた老人は、なんと人間国宝の陶芸家・加納作次郎(片岡仁左衛門)だった。作次郎の家には、夫に先立たれ、娘を丹後の実家に預けて働いている、美しいかがり(いしだあゆみ)がいた。彼女は心を寄せていた男性の結婚を知り、仕事を辞め帰郷する。彼女をなぐさめようと寅さんが訪ねるが…
Gozen-sama
「男はつらいよ」シリーズ第28作。大分県の夜明の旅館で、寅さんは相部屋になった家出娘・愛子(岸本加世子)と旅をする羽目に。ある日、テキヤ仲間のカラスの常三郎(小沢昭一)の女房、光枝(音無美紀子)から縁日で声をかけられ、夫が病気であると告げられる。寅さんが見舞うと、常は「万一俺が死んだらくさ、あいつば女房にしてやってくれ」と意外なことを言いだす。やがて常は亡くなり、光枝が上京してくる…
Gozen-sama
「男はつらいよ」シリーズ第27作。瀬戸内海の小島で、墓参をしている美しい浜田ふみ(松坂慶子)と知り合った寅さん。それからしばらくして、大阪で芸者をしているふみは、石切神社で寅さんと偶然再会する。二人は生駒山の宝山寺でデートを楽しむが、ふみには幼くして別れた弟がおり、寅さんのすすめで一緒に逢いに行くが、弟は病死していた。失意のふみに優しくする寅さんだったが、彼女の想いを受け止めることができずに、柴又へ帰る…
Gozen-sama
「男はつらいよ」シリーズ第26作。北海道江差市でテキヤ仲間、シッピンの常の死を知った寅さんは、奥尻島へ墓参りに行く。そこで常吉の娘・すみれ(伊藤蘭)と知り合い、定時制高校に通いたいという望みを叶えるために、柴又へ連れ帰る。しかし、似顔絵の誘拐犯と間違えられて、青山巡査(米倉斉加年)が出動する大騒動に。さくら、博の温かい協力を得て、すみれは猛勉強して無事入学を果たすが、保護者気取りの寅さんは、連日学校に付き添って出かける始末…
Priest
「男はつらいよ」シリーズ第25作。懐かしいリリー(浅丘ルリ子)から、寅さんへ手紙が舞い込んでくる。彼女は沖縄で仕事中に倒れて、入院しているという。“寅さんに一目逢いたい”というリリーの願いを叶えるべく、寅さんは那覇へ向かう。懸命の看病の甲斐あって、リリーは退院。二人は小さな家を間借りして同棲を始める。ある日、気を許し合っただけに、二人は大げんかをしてしまう。
「男はつらいよ」シリーズ第24作。アメリカから日本へ、ビタミン剤のセールスにやってきたものの、やることなすこと上手くいかないマイケル・ジョーダン(ハーブ・エデルマン)が、御前様の善意あるアイデアで、とらやに下宿する。マイケルに親切にするとらや一家。そこへ、アメリカ大嫌いの寅さんが帰って来て、対決か! と緊迫の一瞬を迎えるが、満男の英語塾の先生・めぐみ(林寛子)と、その美しき母・圭子(香川京子)が現れて、寅さんは方向転換してしまう・・・
Gozen-sama
「男はつらいよ」シリーズ第23作。北海道で、支笏湖の旅館の若旦那(湯原昌幸)に、言い寄られていた入江ひとみ(桃井かおり)のピンチを助けた寅さん。結局、若旦那の宿に泊まり、マリッジブルーのひとみの悩みを聞いてあげる。それからしばらくしたある日、ひとみは、婚約者の小柳邦男(布施明)との披露宴の当日、ホテルからウエディングドレスのまま逃げ出し、とらやへとやってくるのだが…
Gozen-sama
「男はつらいよ」シリーズ第22作。旅の途中、静岡県の大井川にかかる蓬莱橋で雲水(大滝秀治)に、“女難の相”があると見立てられた寅さん。早速、失恋した小島瞳(泉ピン子)を慰める。さらに、木曽路をゆくバスの中で、博の父・飈一郎(志村喬)と再会。「今昔物語」を例えに“人生の儚さ”を教えられ、柴又へ戻ってくる。ちょうどその頃、とらやには、美しい女店員・荒川早苗(大原麗子)がつとめていた。美人の出現に「今昔物語」もなんのその、張り切る寅さんだったが…
Gozen-sama
「男はつらいよ」シリーズ第21作。熊本県・田の原温泉で、やることなすこと裏目に出てしまう地元の青年・留吉(武田鉄矢)に、“人の道”を大真面目に説く寅さん。ところが宿賃がなくて、さくらが迎えにやってきてオカンムリ。今度こそはと反省の日々を送るが、さくらの同級生で幼なじみのSKDの踊り子・紅奈々子(木の実ナナ)に夢中になって、レビューに通う日々が始まる。一方の奈々子は、このまま舞台を続けるべきか? 結婚して引退すべきか? で、真剣に悩んでいた…
Priest
「男はつらいよ」シリーズ第20作。とらやに下宿中のワット君こと良介(中村雅俊)が、初対面の寅さんを“押し売り”と間違えたことから大騒動となる。結局、寅さんと意気投合した良介は、食堂「ふるさと亭」の幸子(大竹しのぶ)との恋愛を、寅さんの指南で成就させようとするが、振られたと勘違い。良介はガス自殺を計ろうとして、とらやの二階は大爆発! 責任を感じ、長崎県平戸に帰った良介を、励まそうと寅さんがやってくるが、良介の姉・藤子(藤村志保)に一目惚れをして、そのまま居着いてしまう…
Gozensama
「男はつらいよ」シリーズ第19作。旅先の寅さんは、伊予の国大洲で、わけありの若い女性・鞠子(真野響子)に親切にする。その後、大洲の城跡で浮世離れした老人と知り合うが、その老人こそ、世が世なら伊予の殿様・藤堂久宗(嵐寛壽郎)であった。饗応を受けた寅さんは、殿様の「次男の未亡人に一目会いたい」という願いを安請け合い。しばらくして殿様は、とらやに「寅次郎君はおりますか」とやってくるが…
Gozen-sama
「男はつらいよ」シリーズ第18作。長野県上田市の別所温泉で、馴染みの坂東鶴八郎一座に大盤振る舞いをして、警察ホテルのご厄介となった寅さん。あきれ顔のさくらの迎えに、猛反省をしてまともな人間になろうと決意したのも束の間、帰宅してすぐに、美しい柳生綾(京マチ子)に逢ってからは、おなじみのパターンとなる。不幸な半生を送って来た綾は、不治の病で余命幾ばくもない。そんな綾を寅さんは懸命に励ます。周囲の心配をよそに、さくらだけは寅さんの味方をするが・・・
Japanese youth film.
Priest
「男はつらいよ」シリーズ第17作。上野の飲み屋で、みすぼらしい老人と出会った寅さんは、気の毒に思いとらやに連れて来てしまう。その老人は、日本画の大家・池ノ内青観(宇野重吉)だった。世話になったお礼として青観が描いた絵をめぐり、とらやでは大騒動が巻き起こり、寅さんは旅に出ることに。ところが兵庫県龍野で、寅さんは青観と再会、市長の接待を受け、芸者ぼたん(太地喜和子)と意気投合。しばらくして、ぼたんが、客だった鬼頭(佐野浅夫)に貸した二百万円を踏み倒されそうになって、上京。あまりにも理不尽な事態に、憤慨した寅さんは・・・
Gozen-sama
「男はつらいよ」シリーズ第16作。寅さんを訪ねた女学生・最上順子(桜田淳子)は、もしや寅さんが実父ではないかと、さくらたちを困惑させる。ひと騒動あって、寅さんはまたもや旅の人。その間に、御前様の親戚の大学助手の筧礼子(樫山文枝)がとらやに下宿することになる。柴又に戻ってきた寅さんは、俄然向学心に燃え、礼子が家庭教師となる。伊達眼鏡をかけて猛勉強する寅さんは、やがて礼子の恩師・田所教授(小林桂樹)と意気投合する。その田所は礼子に思慕を寄せていた…
the High Priest
「男はつらいよ」シリーズ第15作。青森で知り合った中年男・兵藤謙次郎(船越英二)と旅を続ける寅さんは、函館のラーメン屋の屋台で、なんとリリー(浅丘ルリ子)と再会を果す。初夏の北海道で、気ままな道中を楽しむ三人。兵藤は、小樽で初恋の信子(岩崎加根子)に一目だけ逢おうとするが、それを“男の甘え”とリリーは寅さんに当たって、二人は大げんか。そのままリリーと別れた寅さんは、リリーのことが気がかりな毎日。そんなある日、リリーが柴又へとやってきて…
Gozen-sama
「男はつらいよ」シリーズ第14作。博が工場で手のケガをしたところへ、寅さんが戻って来てひと騒動となる。やがて旅に出た寅さんは、佐賀県の呼子で、女房に逃げられた男(月亭八方)から赤ん坊を押し付けられ、呑まず食わずのまま柴又へ帰る。赤ちゃんが高熱を出すが、とらや一家が恐れていたのは、寅さんが美人看護士の木谷京子(十朱幸代)と会ってしまうことだった…
Kojuro Kirihara
ある日、国鉄蒲田操車場構内で扼殺死体が発見された。被害者の身許が分らず、捜査は難航した。が、事件を担当した今西、吉村の両刑事の執念の捜査がやがて、ひとりの著名な音楽家・和賀英良を浮かび上がらせる…。
Gozen-sama
「男はつらいよ」シリーズ第13作。島根県温泉津から寅さんがいそいそと帰って来た。聞けば、土地の女性と結婚するかもしれないというので、タコ社長とさくらが同行して島根へ向かう。ところが、相手の絹代(高田敏江)の行方不明の亭主が戻ってきていた。失意の寅さんは、津和野で二年ぶりに歌子(吉永小百合)と再会するが、歌子の夫は他界していた。しばらくして、柴又へ歌子がやってくる。歌子を励まそうと懸命な寅さんだったが…
Takushoku
坂の下の千代松、通称・チョロ松。職業はアプローチ屋、つまりセックス仲介のインチキ稼業をしている若者である。チョロ松は、兄ちゃんと呼ぶ梅吉とコンビを組み、この稼業をしている。二人は、竹子が経営する赤ちょうちんの二階に住んでいるが、ここには向島の捨て児寺に捨てられた少年少女たちも一緒に暮しており、血縁なき者同志が一家を構成していた。
「男はつらいよ」シリーズ第12作。寅さんが久々に柴又に帰ってくると、折悪しくとらや一家は、九州旅行の準備中。留守番を買って出たのは良かったが、連日の寅さんの電話にうんざりした一家は、旅行を切り上げることに。小学校時代の親友・柳文彦(前田武彦)に再会した寅さんは、その妹・りつ子(岸惠子)と大げんか。寅さんのことを「熊さん」と呼ぶりつ子に、「キリギリス」のあだ名をつける寅さんだったが…
Takuan
In Part I we see the young would-be swordsman setting out to achieve greatness in war, achieving nothing because fighting on the losing side, & then beginning his long period of wandering & training, with the goal always in mind of his duel with Kojiro. Part II builds toward that great duel on Ganryu Island, with considerable focus on Musashi's planning & forethought as to how to gain an advantage.
Kingoro Tamai moves with his wife and son to the port city of Wakamatsu. He organizes the Tamai-gumi, a stevedore group, to vie for work with two other powerful groups. Gingo is Tamai's chief rival who falls in love with the latter's wife and tries to kill Tamai.
the High Priest
「男はつらいよ」シリーズ第11作。
初夏の北海道網走に出向いていた寅次郎は、そこでドサ回りの三流歌手リリー松岡(松岡清子)と出会う。何かにつけて悪態をつく男勝りのリリーに寅次郎も最初のうちは手を焼いた。が、やがてそれが虚勢だと気づいた寅次郎は、自分の身の上とリリーの育った環境が良く似ていることから同情心を抱く。リリーも心に傷を負った寅次郎の話を聞くうちに、寅次郎を兄のように慕うようになった。しかし、寅次郎の同情心はやがて抑えがたいほどの恋心へと変化していくのであった。
the High Priest
「男はつらいよ」シリーズ第10作。旅先で弁当を使わせてもらった旧家の奥様(田中絹代)から、テキ屋仲間の哀れな末路を聞かされた寅さんは、柴又へ帰ってくる。ところが寅さんの部屋は、御前様の親戚の大学助教授・岡倉金之助(米倉斉加年)が下宿中。面白くない寅さんは、また旅に出ようとしたが、門前で美容院を始めた幼なじみの志村千代(八千草薫)と再会し、思いとどまることに…
Ishizaki Senzo
瀬戸内海の小島に住む一家が、押し寄せる高度経済成長の波に追われ、それまでの慎ましくも幸せな生活を手放すまでの揺れ動く心情を哀惜をこめて描いた人間ドラマ。監督は“男はつらいよ”シリーズの山田洋次。瀬戸内海の小島、倉橋島。精一と民子の夫婦は石船と呼ばれる小さな砕石運搬船を生業としていた。夫婦は美しい自然に囲まれ、二人の子どもと清一の父親とともに、裕福ではないにしても楽しく満ち足りた日々を送っていた。そんな夫婦には最近ひとつだけ悩みがあった。長年仕事を共にしてきた大切な石船のエンジンの調子が思わしくないのだった……
the High Priest
「男はつらいよ」シリーズ第9作。「貸間あり」の札に憤慨して店を飛び出した寅さんは、不動産屋で下宿を探すが、案内されたのは、なんととらやだった。旅の空の寅さんは、福井でOL三人組と楽しいひとときを過ごし、柴又へ帰ってくる。三人組の一人で、どこか寂しげな高見歌子(吉永小百合)は、小説家の父・高見修吉(宮口精二)とのぎこちない関係に悩んでいた。そんな歌子が柴又を訪ね、寅さんは色めき立つ…
the High Priest
「男はつらいよ」シリーズ第8作。「ハハキトク」の報を受け、備中高梁へと向かった博とさくらは、葬儀にやってきた旅先の寅さんとバッタリ再会。博と父・飃一郎の関係はギクシャクしているが、寅さんは飃一郎と意気投合して高梁に残る。そこで「本当の人の暮らし」についての説教を受け、反省の気持ちと共に柴又へ。同じ頃、門前では、六波羅貴子(池内淳子)が喫茶店「ローク」を開店。女手一つで、小学生の息子を育てる貴子に、寅さんの想いは募るばかり・・・
the High Priest
「男はつらいよ」シリーズ第7作。寅さんの母・お菊(ミヤコ蝶々)が、久しぶりに柴又を訪れる。そこへ寅さんが帰郷し、さくらと共に、お菊の宿泊先の帝国ホテルに向かうが、子供のように愚行を重ねる寅さんに、お菊は愛想を尽かす。旅に出た寅さんは、三島で東北なまりの少女、太田花子(榊原るみ)と出会い、知的障害を持つその身を案じるが・・・
the High Priest
「男はつらいよ」シリーズ第6作。赤ちゃんを連れた若い女・絹代(宮本信子)に、さくらの面影を見て、一夜の宿を世話する寅さん。情にほだされ、寅さんは絹代と共に、彼女の父・千造(森繁久彌)の住む、五島列島の福江島へ。望郷の念にかられた寅さんが柴又へ帰ると、つねの遠縁にあたる、美しき人妻・明石夕子(若尾文子)が、夫と別居して二階に間借りをしていた…
Instructor Takeyama
Tsutomu (Kensaku Morita), an orphan who once stabbed a man, is released from a reformatory and goes to Tottori, on the Japan Sea coast, to enter a high school. On the beach, he meets a young fisherman, Yusuke (Norihiko Yamamoto) also a student of the same school. They become friends and Tsutomu is offered free board at Yusuke's home.
With World War II is coming to its end and Japan nearing defeat, Japanese military leaders step up suicide attacks on Allied ships. Toei legend Koji Tsuruta stars as a Kamikaze squad leader who has second thoughts about suicide runs. He becomes torn between his own morality and his duty to his country when he must deal with a pilot under his command who refuses to complete his mission.
Genzo, So's father
高度経済成長期の日本を背景に、貧しい一家が開拓村へ移り住むため長崎から遙か北海道へ向かう長い旅の道のりを描いた異色ロードムービー。船や電車を乗り継いで行くその道中で、様々なトラブルや不幸に見舞われながらも家族の絆を拠り所に力強く生きていく姿が胸に響く感動作。監督は「男はつらいよ」シリーズの山田洋次。長崎の伊王島。貧しいこの島に生まれた民子と精一が結婚して10年の歳月が流れていた。小さな島で家族5人を養っていくことに限界を感じた精一は、自分の会社が潰れたのを機に、友人が勧めてくれた北海道の開拓村への移住を決心するのだった。
High Priest
「男はつらいよ」シリーズ第5作。義理ある正吉親分(木田三千雄)危篤の報をうけ、寅さんと登は札幌へ向かう。息子に逢いたいと懇願する親分のために、寅さんは機関手の息子・石田澄雄(松山省二)を説得するが、拒まれてしまう。親分の死により、浮草稼業に嫌気がさした寅さんは、一念発起、堅気を目指し、裏の工場の労働者となる。しかし長続きはせずに、たどり着いたのは浦安の豆腐店「三七十屋(みなとや)」。その一人娘・節子(長山藍子)に惚れた寅さんは、大ハリキリで、労働にいそしむが…
Priest
「男はつらいよ」シリーズ第4作。競馬で大儲けした寅さんが、名古屋からタクシーで帰郷。竜造とつねをハワイ旅行に連れて行くことにするが、出発の朝、旅行会社が代金を持ち逃げしたことが判明。メンツが大事な寅さんは、旅行に出かけたフリをして、おいちゃんたちと共に店で静かに潜む。しかし、そこへ泥棒(財津一郎)が入って大騒動。反省の旅に出た寅さんが、戻ってくると、二階には幼稚園の春子先生(栗原小巻)が下宿していた…
High Priest
「男はつらいよ」シリーズ第3作。柴又に帰って来た寅さんを待ち受けていたのは、見合い話だった。相手は川千屋の仲居・駒子(春川ますみ)。彼女は寅さんの昔なじみで、亭主持ちということで、大騒動に。それから暫くして、竜造とつね夫婦が、三重県の湯の山温泉へ旅行に行くと、なんと旅館で寅さんが番頭をしていた。旅館の美人女将・志津(新珠三千代)に一目惚れして、居着いてしまったという・・・
Coming of age/high school sports drama.
Gozensama
「男はつらいよ」シリーズ第2作。車寅次郎(渥美清)は、弟分の登(津坂匡章)と北海道へ出発する前にふらりと葛飾商業学校時代の英語の恩師・坪内先生(東野英治郎)の家を訪ねた。先生の娘・夏子(佐藤オリエ)に一目惚れした寅次郎は浮かれてしまい、先生宅で飲み食いが過ぎ病院に担ぎ込まれてしまう。入院先の病院でトラブルを起こして脱走。さらに、舎弟の登と焼肉店で無銭飲食と店長の男性に暴力をふるい、警察に連行された。さすがにいたたまれなくなった寅次郎は北海道の仕事もうまくいかずに関西の京都へたどり着く。
Gozen-sama
「男はつらいよ」シリーズ第1作。 20年振りに故郷、東京は葛飾柴又に帰ってきた車寅次郎(渥美清)。ちょうど庚申の祭りの最中で、早速祭りに参加する寅次郎。そんな中、懐かしいおいちゃん(森川信)、おばちゃん(三崎千恵子)や妹さくら(倍賞千恵子)に涙の再会を果たす。翌日、さくらの見合いに出席した寅次郎だが、酔ったあげくの大失態。見合いをぶち壊した寅次郎はおいちゃんらと大ゲンカし、柴又を去っていく。その後、寅次郎は旅先の奈良で旅行中の御前様(笠智衆)とその娘・坪内冬子(光本幸子)と再会。幼なじみゆえ、気さくな冬子に恋をした寅さんは、帰郷してからも冬子のもとへ日参する。一方、裏の印刷工場につとめる諏訪博(前田吟)は、さくらへ想いを寄せていた・・・
General Maresuke Nogi
日本連合艦隊とロシアのバルチック艦隊との海戦を描いた戦争スペクタクル。ロシアと交戦状態に入った日本軍は、からくもロシア太平洋艦隊を封じ込める。だがその先には、物量で2倍もの兵力を誇るバルチック艦隊が立ちふさがっていた......。多用された合成シーンが、ミニチュアによる日本艦隊を効果的に演出している。円谷英二の遺作となった作品でもある。
Based on a story by Akiyuki Nosaka.
Bookstore Man
岡本喜八監督による戦争ドラマの傑作。特攻隊員となった若者が作戦遂行直前に与えられた一日だけの休日に体験した瑞々しい出来事を通して戦争の愚かさとそれによって踏みにじられた幾多の青春への思いをコミカルなタッチで痛切に描く。昭和20年夏。“あいつ”は魚雷をくくりつけたドラム缶に入り、太平洋上に浮かんでいた。特攻隊員のあいつは一日だけの外出で色々な人たちに出会った。古本屋の老夫婦、砂丘で知り合った兄弟とおばさん。参考書を持った美しい少女とは、やがて防空壕の中で結ばれた。 しかし、その少女は空襲で死んでしまった…。あいつは魚雷と共に復讐へ向かった。そして、ついに敵らしき船を見つけた…。
A comedy about Hikoichi, a mediocre train conductor who falls in love with a beautiful widow Sayuri.
Prime Minister Baron Kantaro Suzuki
昭和天皇や閣僚たちが御前会議において降伏を決定した1945年(昭和20年)8月14日の正午から、国民に対してラジオ(日本放送協会)の玉音放送を通じてポツダム宣言の受諾を知らせる8月15日正午までの24時間を描いている。
Japanese drama film.
Tamotsu's Grandfather
Masako is a humble waitress who has a chance encounter with playboy Tamotsu. With the aid of his sister, Tamotsu seeks to win Masako's affection despite the disapproval of his wealthy parents and Masako's own feelings towards the working-class cabbie Noro.
Yasuhide Shima
Heitarô Misawa
A father gives his four daughters his substantial retirement allowance on the stipulation that they leave him alone, as he wants some freedom. Each of the daughters has a romantic interest and it's noticeable that the father, too, has someone in mind.
Mr. Yasumoto
山本周五郎原作の『赤ひげ診療譚』を基に、巨匠・黒澤明監督が三船敏郎、加山雄三主演で映画化したヒューマニズム溢れる人情ドラマ。江戸時代の小石川養生所を舞台に、そこを訪れる庶民の人生模様と通称赤ひげと呼ばれる所長と青年医師の心の交流を描く。長崎で和蘭陀医学を学んだ青年・保本登は、医師見習いとして小石川養生所に住み込むことになる。養生所の貧乏くささとひげを生やし無骨な所長・赤ひげに好感を持てない保本は養生所の禁を犯して破門されることさえ望んでいた。しかし、赤ひげの診断と医療技術の確かさを知り、また彼を頼る貧乏な人々の姿に次第に心を動かされていくのだった……。
Tateno
Shinichi is not only poor, he is also deaf, and leads a joyless life with his sick mother. His one happiness is his friendship with a girl who works in a bar nearby. Then, one day, his mother dies after drinking the medicine that Shinichi himself gave her. It is discovered that the pills contained poison. He is apprehended on suspicion of murder and taken away for interrogation, unable to defend himself - being deaf and dumb - or even to proclaim his innocence.
One day a company executive learns that his younger brother, whom he recommended, embezzled company funds. To save the situation he withdraws his life savings and gives money to his younger brother. He then suddenly disappears…
A young girl knows that she is going to die and in this she is supported by the devotion of the boy who loves her. They originally met at the hospital. There it transpired that the only way to save her life was to sacrifice an eye and part of her face. The operation seems a success. Later, however, her other eye becomes affected. She feels she must let the boy go, and yet she depends so much upon his devotion.
Gôzô Tôyama
A young man longs to travel to Hawaii, the birthplace of his deceased father, against the wishes of his family, who are estranged from those relatives in Waikiki.
Maruhashi Gotaro
アメリカから恋人がやって来た―。昭和38年5月、文楽の人形遣い吉田小玉と結婚したイーデス・ハンソンの話にヒントを得て、松山善三が原作を執筆、林秀彦のシナリオにより川頭義郎監督がメガホンを取ったラブコメディ。主演のエルザ・ハドソン役には大阪弁が達者なタレントとして人気のあったイーデス・ハンソン自身が初主演し、吉田小吉役に藤山寛美、その父に笠智衆、彼女が下宿する家のおばさん(小吉の叔母)役にミヤコ蝶々らがキャスティングされた。ニッポン通の金髪娘が巻き起こす結婚騒動が描かれる。
In 1730, the Tokugawa Shogunate orders the Yagyu Clan to repair a huge shrine. Since it cannot refuse the Shogunate's request, the impoverished Yagyu Clan tries to raise funds by obtaining a sword which holds the key to a wondrous, hidden treasure. After learning the sword's secret, Tange Sazen sides with the Yagyu Clan, but his motive seems to be more than just pure interest in the treasure...
Noriko's Father
Futari dake no toride
Japanese comedy film.
Shuhei Hirayama
周平(笠智衆)は、妻とは死別し、長男の幸一(佐田啓二)は結婚して家を出て団地暮らし。いまは娘の路子(岩下志麻)と次男の和夫(三上真一郎)と3人安らかに暮らしていた。 ある日、周平はいつものように友人の河合(中村伸郎)、堀江(北龍二)と酒を飲みに行く。 話題は路子の嫁行きの話になり、まだ路子を嫁にやることなど考えてもいなかった周平は悩み始める…。 日本映画界の巨匠・小津安二郎監督の最後の作品で、妻に先立たれた男とその子供達の幸せの中にもなぜか潜む孤独と寂しさを描いた作品。
A story about the lives of four sisters and their manipulative mother who must come to terms with each of their decisions in life.
Sôkei Nambô
The basic story in Love under the Crucifix is about Ogin, daughter of a tea master, who are both Christians in feudal Japan. Ogin falls in love with a feudal prince, also a Christian who is already married, and that creates problems. Further, when the Shogun bans Christianity, the situation worsens.
A father and son are both heavy drinkers. However, the son dies in an accident at a bar, leaving behind a fiance…. A unique social satire that focuses on why people drink alcohol.
Kinjiro Ishikawa
Drama about the lives of the five daughters and daughter-in-law of a store owner.
Farmer
京都の造り酒屋・小早川の長男は早く死に、その未亡人の秋子に親戚の北川が再婚話を持ってくる。相手の磯村は鉄工所の社長でちょっとお調子者だ。また、次女の紀子も婚期を迎えて縁談が持ち込まれるが、彼女は大学時代の友人で、札幌に転勤することになっている寺本に思いを寄せていた。一方、小早川の当主・万兵衛は最近、行き先も告げずにこそこそと出かけることが目立つようになった。店員の丸山が後を尾けるが、したたかな万兵衛に見つかってしまい失敗。小早川の経営を取り仕切る入り婿の久夫と長女の文子夫婦が心配して行方を突き止めると、そこはかつての愛人・佐々木つねの家だった。さんざん死んだ母を泣かせた万兵衛の女好きがまた始まったと怒る文子。万兵衛はつねとその娘百合子との触れあいに、特別な安らぎを感じているようだったが、そこで倒れて亡くなる。葬式の日、紀子は秋子に札幌へ寺本と一緒に行く決心を告げるのだった。
Ehara
This Japanese film speculates on the events which lead the U.S. and the Soviet Union into a nuclear Armageddon.
Gen is a lonely orphan boy. His sole sense of companionship comes from an imaginary friend, the god Prince Fudo-Myo. Prince Fudo-Myo comes to the boy's rescue in times of difficulty.
The university professor Ozeki Hitoshi (Ryu Chishu) is regarded as an eccentric by people in his surroundings. When his daughter Tokiko is asked to marry a colleague, she and her mother are overjoyed, but Hitoshi is not satisfied with the situation.
Hinanmin no Chôrô
After the Japanese defeat to the Russians, Kaji leads the last remaining men through Manchuria. Intent on returning to his dear wife and his old life, Kaji faces great odds in a variety of different harrowing circumstances as he and his fellow men sneak behind enemy lines.
Shukichi Miwa
A woman and her daughter are each forced to contend with an increasing pressure to marry, particularly from three men who knew her late husband.
Tsukue
大映版シリーズの第一作。富士を遠望する大菩薩峠の頂上、机竜之助は居合わせた老巡礼を一刀の下に切り捨てた。御岳山奉納試合で宇津木文之丞の命を奪った竜之助は霧の御坂で剣陣を突破すると、力ずくで手篭めにした文之丞の妻、お浜を伴って江戸へと出奔する。それは竜之助の流浪の旅の始まりだった――。
A historical drama that depicts the touching beauty of world obsession and human love in the style of light comedy, in the center of which is a young man who has a master license menkyo kaiden in the art of swordsmanship, but weak against lies and women. A remake of Bungaku no Issue, shot by Sadao Yamanaka in 1933.
Vice-Admiral Shibata
In the autumn of 1945, Petty Officer Tadashi Yamaji is among the numerous war crimes suspects facing death on the gallows for maltreatment of Allied women and children interned in camp Kampili. Kampili is located some ten kilometers outside Macassar on the island of Celebes. Eighteen-hundred Allied women and children were interned for the duration of the war. Yamaji's iron rule for camp administration is : No violence; hands off internees; He also endeavors to establish self-administration by internees while aiming at a self-supporting camp economy within six months. His ingenuity gains the camp numerous pigs to enrich their diet, and sewing machines with to make fatigue uniforms for the military. The internees are grateful for what little aid he can give them. As the tides of war changes, Allied planes bomb the camp in error. But the surrender of Japan changes everything, and the internees join forces to save their former camp commander from the gallows.
Public Prosecutor Nonaka
日本未利用土地開発公団の副総裁、岩淵の娘佳子と、秘書の西幸一の披露宴が執り行なわれようとしていた。しかし、この西という男、実は5年前、新庁舎の建設に絡む不正入札疑惑で自ら命を絶ち事件の幕引きを図った課長補佐・古谷の一人息子だった……
Old man in the park
Sanae is left a widow after her prestigious husband dies, but holds the proceeds of a million yen insurance policy. Being childless, her former in-laws have no objection to her return to her own family.
Monk
A young woman is attacked by a serial rapist and murderer whom her detective father is investigating. Though she survives, the impact of the event creates increasing discord and agony for her and her loved ones.
Kinoshita
Pu Zhe , the younger brother of the Emperor of Manchukuo, Pu Wen, marries Ryuko the daughter of a long-established aristocratic family - all in the interest of the Japanese rulers , which legitimizes the relationship between Japan and its Chinese puppet state. To the surprise of all , a deep love between Pu Zhe and Ryuko develops. It is put to the test when Japan loses the war, Manchukuo is dissolved and the imperial court must flee. The lovers now have to separate: Pu Zhe tries to escape to Japan with his brother , while Ryuko flees with her daughter Eisei over the country. A film on the relationship between Pujie (1907-94) , brother of the " last emperor " Puyi and his second wife, Marquise Hiro Saga (1914-87).
Shinichirô Atsumi
When a wealthy, selfish family decides to take care of an elderly hobo who collapsed near their home, they are beset by visits from his numerous friends.
Theatre Owner
旅回りの駒十郎一座の乗った船が港に着いた。駒十郎は一膳飯屋にお芳を訪ね、その昔二人がもうけた清も今では郵便局に勤めていると知って安心する。清には駒十郎はお芳の兄ということになっていた。駒十郎の連れ合いのすみ子は、清のことを不審に思い加代に清を誘惑してくれるよう頼む。加代と清は恋仲になり、それを知った駒十郎は加代とすみ子を激しく叱りつける。客入りの悪くなった一座は解散することになり、駒十郎と清は加代を巡って対立する。お芳は清に駒十郎が実の父親だと打ち明けるが、清は許さず、駒十郎は気が抜けたように立ち去る。駅に行くとすみ子が待っていて、二人は車中の人となるのだった。
A mother and her daughter who run a quiet mountain hotel, and guests who visit the hotel. A girl who does not know what a broken heart is, the attractive joy of first love, and separation is like parting with life. The mother-daughter duet with Isuzu Yamada attracted a lot of attention at that time. Haruko Wanibuchi, demonstrated rare attractiveness and pure charm by playing a heroine living in a beautiful and pure first love.
Keitarô Hayashi
郊外の住宅地、長屋のように複数の家族が隣り合って暮らしている。林家の息子実(設楽幸嗣)と勇(島津雅彦)はテレビがほしいと両親にねだるが、聞き入れてもらえない。子供たちは、要求を聞き入れてもらえるまで口を利かないというストライキをして、最終的に買ってもらうのだった。
Kôzô's father
会津若松で育ち、東京の大学に通う岩垣が久々に帰省し、4人の友人と再会した。しかし、現在の立場や環境を異にする彼らには、既にそれぞれの人生の苦悩があり…。
Komiya
On a post-war peaceful day in Japan, Toyomatsu Shimizu, a barber as well as a good father and husband, is suddenly arrested by the Prefectural Police as a war criminal and sued for murder.
After surviving the double suicide pact she made with her lover, a woman gives birth to their child.
Naoji Kageyama
Two men at an ironworks encounter roadblocks: the first does not have the grades to get a job, while the other finds himself falling for a co-worker.
Shukichi Mikami
A man clashes with his daughter over her choice of fiancé.
Shigezo Yuki
The story of Muhōmatsu, a rickshaw man who becomes a surrogate father to the child of a recently widowed woman.
A masterpiece depicting the true feelings, grief and joy of a woman. An adaptation of the novel of the same name by Yasushi Inoue.
Shingo Wakasugi
Shukichi Sugiyama
親子愛の断層に焦点を当てた巨匠・小津安二郎の異色作――― 杉山周吉は、20年前、妻にその愛人と逃げられ、長女を嫁がせた今、次女・明子とひっそりと暮らしている。だが、最近明子の帰宅が遅れがちなことに気をもんでいた。明子は年下の恋人の子を妊娠、それを知って姿を消してしまった彼を毎晩探しさまよっていたのだ。そんなある日、ふとしたことから明子は自分や父を捨てた実母と再会。何も知らなかった明子は、母のみだ…
Genroku, the father
ビール会社に就職した社会人1年目の青年・民雄は、父親の発病や自身の病気、失業など立て続けにトラブルに巻き込まれる。満員電車から一度降りてしまったら二度と乗れないサラリーマン事情をコミカルに描く。
Det. Hasegawa
A notorious abortion doctor fell down from a night train and he was dead. A man who knows the truth of this accident starts to chase a up-and-coming model.
With one of the busiest film industries in the world, Japan was able to submit several films into competition at the 1957 Berlin Film Festival. One of the best of these was Arashi, directed by Hiroshi Inagaki of Rickshaw Man fame. Anticipating Hollywood's Table for Five by nearly a quarter of a century, the film concerns the efforts by a recently widowed high-school teacher to raise his four children alone. Chihu Ryu is terrific as the central character, while Izumi Yukimura is even better as Ryu's eldest daughter. For reasons unknown, Arashi is often omitted from "official" lists of Inagaki's films.
Kiichi Onodera
蒲田に妻と住む杉山正二は、丸ノ内への通勤途中で知り合ったサラリーマンたちと仲良くなり、退社後に遊びに行くのが日課となっていた。妻は退屈な毎日から逃れるように、おでん屋を営む母の実家へ帰ったりしている。通勤仲間と出かけた江ノ島で、杉山は金子千代と接近。千代の誘惑に耐えきれず、関係を持ってしまう。二人の関係に気づいた杉山の妻は家出して、旧友のアパートに転がり込んだ。同僚の死をきっかけに、杉山は自分の生き方を振り返り、千代と別れようと考え始める。ちょうどその頃、会社で地方工場への転勤話が持ち上がった。小津安二郎が野田高梧とともに書いたシナリオを監督し映画化。不倫に揺れる昭和30年代のサラリーマン夫婦を描く。
Directed by Yoshiro Kawazu
Masao - Age 73
Now an old man, Masao returns to his childhood home and begins to recall his upbringing in this abandoned sector of Japan.
Hasegawa
Portmanteau film about young lovers.
Professor Hirota
1955 Toho adaptation of Natsume's novel.
A Chinese medical student named Gan Shosho finds himself cut off from his homeland as he is studying in Japan during the outbreak of the war. Despite his difficult circumstances, he finds love in the form of Sachiko and the two marry. They later travel to Nanjing to live a new life together where Sachiko and Shaochang cooperate with the Japanese-backed government. Their ultimate hope is to secure peace but their idealism is not enough to keep them together through brutal times and with the end of the war the two find themselves facing a divorce... --Osaka Asian Film Festival
Yasuichiro Isa, who works in the labor section of Sone Mining Tokyo Headquarters, paid a monthly fee for his younger brother, Reiji, who was in trouble because he had a bonus of 10,000 yen more.
Asai Mokichi
Mokichi is the widowed father of three daughters, with whom he lives on the premises of a temple since the war. In the film all three daughters become involved in some sort of complicated relationships. The sisters and their attached Men are deliberately designed as allegorical figures on the changing social conditions. A wonderfully funny, sometimes droll comedy between Nara and Tokyo, Adagio and Allegro, Yesterday and Today - in search of a morning.
Otoko Sensei
大石久子は昭和3年、新任教師として瀬戸内海にある小豆島の分校に赴任した。久子が受け持つことになった一年生は十二人で、みな澄んだ瞳をしていた。やがて久子は本校へ転任することになった。しかし貧しい村の教え子たちは、一人として望み通り進学することができなかった。戦争をはさんで島の分校に戻った久子は、そこでかつての教え子たちと再会する。
Machiko and Haruki’s drama continues. Machiko is not allowed to see Haruki. They finally meet again, but Haruki departs to Europe.
「家族会議」の山ロ松三郎製作の春青メロドラマ。「沖縄健児隊」の沢村勉のオリジナル・シナリオから「処女雪」の原研吉が監督した。撮影は「朝霧(1953)」の森田俊保、音楽は「勢揃い 大江戸六人衆」の加藤光男。出演者は大船映画初出演の「花の生涯」の草苗光子、「蛮から社員」の三島耕、「家族会議」の月丘夢路、「青春三羽烏」の三橋達也などである。
A sad and troubled man finds a new job five years after the end of WWII, where he writes love letters for other people.
Machiko and Haruki’s drama continues. Two meet again in Hokkaido only to be separated again.
Shukishi Hirayama
戦後変わりつつある家族の関係をテーマに人間の生と死までをも見つめた深淵なドラマ。故郷の尾道から20年ぶりに東京へ出てきた老夫婦。成人した子どもたちの家を訪ねるが、みなそれぞれの生活に精一杯だった。唯一、戦死した次男の未亡人だけが皮肉にも優しい心遣いを示すのだった……。
Machiko Ujiie and Haruki Atomiya first meet and fall in love on Ginza’s Sukiyabashi Bridge during the Great Tokyo Air Raid in March 1945. Machiko and Haruki pledge to meet again at the bridge in six months but part without asking each other’s names.
Motoko Fujikawa works in the Seisen Church as an assistant to pastor Maki Inokichi. Motoko falls in love with Inokichi's virtuous character and devotes herself to the rehabilitation of a delinquent girl, gradually finding her job at the institution more worthwhile than the marriage recommended by her parents. Meanwhile, inside Inokichi's heart a flame of unknowing love for the single-minded Motoko begins to burn...
Sadao Hirayama
田舎出身の佐竹茂吉は、社長の親友の娘で上流階級育ちの妙子と結婚した。妙子は一等車での旅行や野球観戦などで遊び回り、茂吉は妙子の嫌いなタバコ「朝日」を吸い、出かけるときは三等車に乗り、酔って帰ってはお茶漬けを食べていた。茂吉と妙子の溝は深まるばかり。妙子が同級生の住む神戸へ旅行している間に、茂吉の海外出張が決まり、妙子に連絡がつかないまま茂吉は日本を発ってしまう。
Mr. Uemura
The story of a father and two teenaged sons, and the rivalry between the two siblings as they begin to discover the attraction of girls.
Nami (波 Nami) is a Japanese film directed by Noboru Nakamura. It was entered into the 1952 Cannes Film Festival.
Inochi uruwashi
Tarobei Kamiya
A fishing union depends on two brothers to make up the losses caused by the dishonest captains they replaced.
Koichi Mamiya
結婚にあまり興味のない娘と、そんな娘に早く結婚してほしいと気を揉む家族を中心にさりげない日常をユーモアを織り交ぜ淡々と細やかに描く感動作。敗戦後わずか6年の作品とは思えないモダンな息づかいには驚かずにはいられない。北鎌倉に住む間宮家では適齢期を過ぎた娘紀子の結婚が何より気がかり。当の紀子は大手の会社で秘書として働き、いまだのんきに独身生活を楽しんでいる風だった。やがて、そんな紀子に縁談話が立て続けに舞い込むのだったが……。 巨匠・小津安二郎監督を代表する傑作の1本。
Father
When a family has to relocate due to the war, they are ostracized by their new community.
Kosaku Uemura
The Ueki family may not be wealthy, but smiles are never in short supply. The father is awarded prize money for 25 years of service to his workplace, but has it stolen on the way home from the ceremony...
Principal
A girl who'd left her hometown for the exciting adventure of the big city returns home years later for a visit, soon somehow causing scandal.
Ryôen Toba
Two journalists and their lovers share an uncertain future.
Tadachika Munekata
Setsuko is unhappily to Mimura, an engineer with no job and a bad drinking habit. She had always been in love with Hiroshi but both of them failed to propose when Hiroshi left for France a few years ago. Now he is back and Mariko (Setsuko's sister) tries to reunite them. She too is secretly in love with Hiroshi.
The Forgotten Children
Shukichi Somiya
鎌倉で一人娘の紀子と2人で暮らす大学教授の曽宮周吉。妻を早くに亡くしたこともあり、紀子は27歳になる今でも父を置いてよそへ嫁ごうとはしなかった。周吉の実妹・田口まさは、そんな2人が気が気でなく、何かと世話を焼いていた。いつまでも渋る紀子を結婚させるため、周吉はついにある決断をするのだった。
The tale of a feudal swordsman who cynically takes no responsibility for anything, relegating it to others, and then taking the credit.
会田時彦は化粧製造販売会社の女社長小村女史に多くの就職希望者の中から採用された。復員者の彼は一番待っていてくれる愛子の所へ報らせたが、何故か彼女は喜ばなかった。愛子には会田時彦と愛を誓ってはみたものの、彼の留守中に彼女の心はみたされず、別の愛人が出来てしまったのである。時彦はこれを知って彼等達の幸福を願って身を引いたが、自分のためには幸福ではなかった。毎晩カフェーを飲み歩き、満足に会社にも出勤しなかった。またカフェーの百合、君子達は時彦をお互いに独占しようとしたが、時彦は相手にはしなかった。丁度その頃、小村社長の姪にあたる、小村輝美が化粧品の製造部に勤務していた。彼女は何くれとなく時彦をなぐさめてくれる。承知しないのが百合、君子達である。しかし輝美も彼女達と協定を結んで彼を独占しなかった。だがいつの間にか仕事を毎日一緒にしていると、友情はやがて愛情に変わり、愛情が真の恋愛に進んでいた。小村女社長は彼を採用した時から、「出雲の神様」であった。もちろん、百合、君子達も反対はしなかった。二人が結ばれたことは皆の幸福でもあった。
It was the first time in six years that I was able to step on the land of my homeland, the land of my nostalgia. It was Tokyo that had turned to burnt earth. A Tokyo with no one to rely on.
A film dealing with the comings and goings of individuals in the immediate postwar period.
Kazuichiro Satake
Tokiko is a mother patiently waiting for her husband's return from the war when her 4-year old son becomes ill. She takes him to the doctor for treatment but has no way of paying. She resorts to prostitution. One month later her husband returns from WWII to find his desperate wife, who tells him the truth. Together they must deal with the consequences.
Chief of police
A 1948 Japanese film.
During his summer holiday, Kawasaki Ryuichi (Ryuzaki Ichiro), a handsome engineer in his late twenties, visits his teacher and mentor, Professor Inagaki (Sugai Ichiro), at his seaside home. There he meets the professor's lovely young wife, Sachiko (Hamada Yuriko), and is unsettled by the striking resemblance she bears to his wife, who died three years earlier. Attracted to Sachiko, he does his best to hide his feelings. The couple, however, senses a deep-seated melancholy in him. Attributing it to the loss of his wife, they urge him to marry their niece, Kaoru, but he is not interested. Shortly after, Fumiko , Sachiko's older sister, realizes that Sachiko and Kawasaki have feelings for each other, but she keeps her counsel. One day Kawasaki, Sachiko, and Kaoru go boating when a storm forces them to stay overnight at a hotel. Unable to sleep, Kawasaki takes a walk along the beach where he finds Sachiko, also unable to sleep. He declares his love for her.
Mr. Matsumura
A small-town boy with a learning disability attempts to fit in with his classmates.
Tashiro
An errant salaryman's son gets lost until a man from the Tokyo tenements brings him to vendor Tane, who's reluctant to let the kid board.
The film is set during the days of the scarcity of food after World War II, during which five men ate an elephant that died in a zoo. The elephant's corpse however, was infested with deadly bacteria and the men have only 30 hours left to live...
Japanese war movie.
Tomosuke Takagi
A widow raises her sickly son to be strong enough to join the army and fight on the front lines.
Nobadama
The sweet but naive denizens of a charming port town are hoodwinked by a couple of con men at the outset of World War II. But the hustlers’ plan backfires when they come down with severe cases of conscience. Keisuke Kinoshita’s directorial debut is a breezy, warmhearted, and often very funny crowd-pleaser that’s a testament to the filmmaker’s faith in people.
A family story in the year of 1943 during the war. The director is Shunkai Mizuho, who worked on "Hibari no Circus Sad Kobato" starring Hibari Misora after the war. Previously, there is only a 6-minute short version in the National Film Archive, therefore, the full version is this movie is very valuable. This is considered a masterpiece that depicts a happy family of 7 (a father, a mother, 3 sons and 2 daughters).They care about each other, and also trust each other. Father started to ask all the children "what do you want to be in the future?" since an early age. Boys said they want to go to college, they want to be painters, and when it comes to the girls, although they wanted to be generals, their answer was "become a bride, a wife, and a good mother." Brothers and sisters get along well and occasionally fight, but they all discuss the cause, and would apologize to each other. The story was so gentle that it is hard to believe it was during the war.
Kempeitai fights American spies in Japan
Amusing masterpiece from director Yoshimura Kazusabu divided in two parts taken from the newspaper serial novel of Shishiko Shishi. Like in "Warm Current", Shin Saburi, Mieko Takamine and Mitsuko Mito are appearing, but this is a fresh comedy very unusual for wartime.
Shuhei Horikawa, the father
金沢の中学教師である堀川周平は、妻を失い、小学生の良平と二人で暮らしていた。しかし修学旅行先で教え子を溺死させてしまい、責任を感じた周平は学校を退職。出身地の信州に帰るが、中学生になった良平を寄宿舎に預け、一人で東京の工場に勤めることにする。帝大を卒業し教師となった良平は、久々に父親と温泉宿で再会し、教師を辞めて一緒に暮らしたいと告げた。しかし周平は「今の仕事を投げ出してはいけない」と息子を諭すのだった。
Nanmura
Emi Ota and her friend Okiku stay briefly at a mountain inn and then return to Tokyo. Later, Nanmura, a soldier on leave, steps on an ornamental hairpin in the public bath at the inn. Emi writes to the inn saying she has lost a hairpin and, when she discovers that it injured Nanmura, returns to apologize. The longer term visitors at the inn meet together to discuss the hairpin incident. These include a grumpy Professor, a young couple Mr and Mrs Hiroyasu, and an old man staying with his two grandsons. They hope to see a romance blossom between Nanmura and Emi, after Nanmura declares that there is something almost poetic in finding a hairpin in the bath.
Most of the students studying Ikebana with Kozoe Iemoto are daughters of rich Tokyo families. Kozoe meets and grows close to a doctor who proposes marriage but whose mother harbours ill feeling towards her because of an incident in the mountains where a child got into difficulties. Kozoe rejects the proposal but falls ill and when she recovers, decides to devote herself entirely to the world of flower arranging.
The Boss
In the movies of those times, you can see young boys in the company scene often. Those boys were called kyuji (給仕), which means “waiter” literally. They are doing odd jobs in the company including serving tea, ushering visitors, buying tobacco, etc. Ordering lunch for the individual requests was also an important job. Those boys were hired often as soon as they graduated from elementary school.
Friend
After the death of her husband, Mrs Toda and her youngest daughter receive a frosty welcome from the extended family.
A reformatory in the remote countryside houses 200 delinquents and problem children. The teachers and caretakers face much trouble. The school is often short on water, and one day, the well runs dry.
Jie (Michiko Kuwano) attended a women's university with the financial support of her geisha sister Oha (Hiroko Kawasaki) and became a lawyer. The aim. Michiko (Kuniko Miyake), one of the seven best friends from the same women's college, is getting married. The man she's marrying is her sister's lover.
Eiko is an innocent young lady born into a wealthy family with nothing to offer. She was good at singing, and lived her life playing around with her cronies, organizing music concerts and so on. However, things change when her father's business fails and she was suddenly thrown out into the world without any foundation. Eiko has no one to support her after she loses her social status, and her only tutor, Shinnosuke (Natsukawa Daijiro) was the only one who was sincere. Eiko is a stickler for using everything she can get her hands on, and she quickly moves into Shinnosuke's house.
Seizaburō Utsumi
A man who works late hours at a deadening job lives together with his wife and his younger sister. The younger sister's a modern girl who's starting to receive romantic attention from one of her co-workers.
Based on the original work by Fumiko Hayashi, this is a story about a woman and two men. The lust is restrained and indifferent. The story even has an elegance to it, which is the charm of the 30 year old Kinuyo Tanaka. There was a time when Tanaka was adorable... Shin Saburi was young and Chishu Ryu was young too. It is a promise of melodrama that the rival or friend is prettier than the heroine Kinyo.
A man and his girlfriend work for a cosmetics company, but would like to open their own store. The company is planning to send someone to Paris for special training and the man tries to get the general manager to send his girlfriend since this training would help them to start their own business. The general manager selects another woman and the trouble begins.
Shin'ichi Katori
Pre-war Asakusa was a riotous district of cabarets, dance-halls and brothels - a striking backdrop for Shimazu's story of innocence and experience. Pretty, young Reiko is the new dancer in an infamous theatre troupe, and her fellow performers try to protect her virtue in a land of vice. Meanwhile, an ageing actor wants to be a hero off stage as well as on, and the troupe matriarch Marie has to keep them all together.
Policeman
On vacation's eve, a boy is sent to the countryside to live with his uncle after his father is imprisoned and accused of embezzlement.
A 1937 Japanese film.
Kuranosuke Kazahaya
A penniless orphan loses the woman he loves, when her family arranges a marriage to a wealthy playboy. He believes she was blinded by greed, and becomes a miser.
George
A Japanese screwball comedy about the battle between the sexes: two timid men, egged on by their wives, end up in a bitter duel over an expensive lace handkerchief.
Tani
During college military training exercises, the bond between two friends and athletic rivals is tested when one of them becomes involved with a woman who may be a prostitute.
Nenkai Hotta
Three men fall in love with the same young girl who works in a tonkatsu restaurant in the Shitamachi district of Tokyo.
Conductor
Episode in the life of a composer of a popular Japanese song.
The eldest daughter of a noble family is in love with an aviator while being courted by a fellow aristocrat she thinks is a dullard. This part is told from the perspective of Akemi.
The narrative is about a woman who faces hard times, when her husband is arrested for a crime committed by his boss. The woman also has a child to look after, and they end up meeting several colorful personalities.
Professor Ookubo
A silk factory worker is persuaded to support her son's education up to a college level despite their poverty. Many years later, she travels to Tokyo to visit her son.
Story of two close friends who long to become pilots in the air corps. Only one succeeds in entering the service, while the other finds a job in civilian aviation through his instructor's good offices.
Amano
In a Tokyo boarding house a group of students and recent graduates struggle to complete their studies and find jobs. Considered a lost film.
Police man
Kihachi, an unemployed worker, wanders around the industrial flatlands of Tokyo's Koto district with his two young sons, Zenko and Masako. He is unable to find a job and has to rely on his sons catching stray dogs to earn reward money for their meals. As days go by, Kihachi and the boys no longer have enough money to stay at an inn for the night. Luckily for him, he encounters an old friend, Otsune, who finds him a job and allows them to stay at her eatery house.
Shouting audience member
小津安二郎が原作(ジェームス・槇のペンネーム)と監督を担当したサイレント作品。小津安二郎が原作(ジェームス・槇のペンネーム)と監督を担当したサイレント作品。
Hattori
The film tells of the strained relationship between a mother and her two sons after the death of the family patriarch.
Yukihiko Chiba
Mikio Naruse’s final silent film is a gloriously rich portrait of a waitress, Sugiko, whose life, despite a host of male admirers and even some intrigued movie talent scouts, ends up taking a suffocatingly domestic turn after a wealthy businessman accidentally hits her with his car.
Heinosuke Gosho evokes in this film the family conflicts engendered by the eternal problem of a father who projects his professional desires on the life of his son. The sister Machiko is the essential link that will allow everyone to apologize to each other and achieve reconciliation
Man on boat
坂本武演じる喜八を主人公とした「喜八シリーズ」の第一弾。長屋で息子の富夫と二人で暮らす喜八は、日雇い労働者として工場に勤めている。同僚で隣に住む次郎と一緒に演芸場へ出かけた喜八親子は、その帰り道で春江という女性と出会う。彼女は工場をクビになり、行く当てがないという。喜八は、行きつけの食堂の店主である“かあやん”に、春江を泊めてほしいと頼み込んだ。春江は食堂に住み込みで働かせてもらうことになった。富夫は年甲斐もなく春江に熱を上げるが、彼女は次郎に興味を持っていた。
Policeman
A gangster tries to find redemption with the inadvertent help of an innocent shop girl and his jealous girlfriend will do anything to keep him.
Reporter
Ryoichi and Chikako, brother and sister, live together. Chikako toils during the day and, at night, prostitutes herself to fund his college tuition.
Shimazaki
When a young man inherits his father's lucrative business, he cheats the system to set up three of his college friends with jobs.
(uncredited)
Graduate Okajima finds his old-fashioned beard makes life difficult in a comedy exploring the tension between tradition and modernity.
Policeman
The film revolves around a desperate man who commits a crime in order to support his family, and the moral dilemma the policeman who tracks him down finds himself in.
Class mate
This bittersweet comedy tells the tale of a group of college roommates attempting to cheat their way through their exams. As the title goes, things don't work out for our roguish main character, but his classmates soon find themselves in a similarly sorry state...
student
Students Watanabe and Yamamoto unknowingly compete for the same girl.
A hen-pecked man works as his artist wife's model and a house-husband. When her patron flirts with her and humiliates him, he decides to get revenge by trying his own hand as a painter. Considered to be a lost film.
When a woman unfairly suspects her husband of flirting with a shop assistant, she decides to flirt with their landlord to get revenge. Considered to be a lost film.
Comedy about a young man juggling several girlfriends. Considered to be a lost film.
A married man falls for a dancer and his wife's uncle hires a private detective to spy on him. Considered to be a lost film.
Lost silent film